兼業ライター成長記 つかみはオーケー?

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お笑い芸人の「つかみ」にうんざりする人は少なからずいます。

またこのギャグか。進歩してねぇなあ。もう見飽きたよ。そんな言葉が聞こえてきそうなぐらい、見事つかまれていない聴衆たち。

でもぼくは「つかみ」は必要だと最近つくづく感じます。これは何も芸人さんのギャクだけにとどまらず、ぼく自身の仕事にまで及びます。

つかみという言葉を辞書で見てみると、「相手の気持ちをひきつけること」「お笑い芸人が観客の注意をひきつけるために最初に放つギャグ」となっています。

相手の興味をこちらへグッと引き寄せること、これがつかみです。

最初に相手を自分のほうに向けることができなければ、その後が続きません。後ろにどんなとっておきの秘策があっても、出だしでつかめなければ意味がない。

新しくオープンした東京ドーム○○個分のリゾート施設に、今日興味本位でちらっと行ってきました。広大な敷地に何があるんだろうか、あの土地がどう変わっているのか、イメージがわかないだけに余計に楽しみでした。

数キロ前から看板が出ていて新装オープン感満点。この時点でぼくが期待したのは、エントランスの看板とキャッチコピーです。自然の中で過ごすことをイメージさせるものかそれとも家族で過ごせて楽しいよ、みたいな感じなのか。

そんなことを考えながら到着したところ、リゾート施設名が書かれた大きな看板と警備員さん1人が入り口に立っていました。エントランス付近を何度も見渡したのですが、どこにも「つかみ」がないのです。あれ?と思いながらそこから100メートル少し車を走らせると、「ここからは有料」とのこと。ふらっと立ち寄った程度なので、そこからUターンして帰りました。有料を越えれば「つかみ」が見えたのでしょうか。結局つかまれることなく帰ったのですが、後から「玄関口につかみを置いておくべきだよなあ」と頭の中でぶつぶつ言ってました。

入り口でつかむことができれば、中に入りたいと思う人は増えると思うんです。何もないと、ここからどんな展開になるのか?どんな楽しいことが待っているのか?イメージできません。リゾート地に適う看板ってものがあるのかもしれませんが、やっぱり何かつかみを置いてほしいなあと思いました。

そんなつかみのことを考えていると、頭の中はそこで終わらずに自分の仕事に結びつけていました。

兼業ライターとして活動していまして、少し前に初めて1つのテーマで15記事書く案件をいただきました。タイトルは決まっているので、話題選びには特に苦労しません。

ただ問題は導入部分つまり「つかみ」です。15記事全てにおいて、それなりに上手くつかんでいくのは結構大変だなと感じました。

ぼくが書いた記事は同じような情報たくさん出回っています。記事を書くにあたり参考のために、ほかの人の記事を読みました。内容はほとんど同じ、だけど純粋に読みたいなと思う記事は、やっぱり出だしが一風変わっています。ほんの一瞬おっ!と思えるか思えないか。

出だしがつまらなければ読んでもらえない。すごくシンプルな事だから怖い。

例え数百文字で導入は短めであっても、それでも「つかまなければ」いけない。この先も読みすすめていこうかな、と思ってもらえる「つかみ」にしたいです。

芸人さんのしゃべりや漫才の出だしを注意深くきいています。お店の入り口の看板もよく見るようになりました。すべては「つかみ」のために!

つかみをしっかりして読んでもらえる記事を書いていきたいと思います。

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