ぼくらは音で生きている

普段から音のある生活を意識してます?ぼくはそれほど意識したことがありませんでした。あらためてそういわれると、周りにどんな音が飛び交っているのか、また音が自分の生活に与える影響が気になります。

「音と生活」のことが頭に浮かんだのは、「コンビニ人間」を読んだからです。村田沙耶香さんの芥川賞作品。その中で特に印象的だったのは、コンビニで働く主人公の女性が「音」に反応して仕事をしているシーンです。

冒頭でまず出てくる場面。このシーンが小説においてどれほど重要なのかはわかりませんが、ぼくはここが頭に残りました。

客の動きを音で察知するんです。店のチャイムの音、客が小銭をにぎりしめている音、商品のガサガサという音、客の足音。音に反応して次にどう動けばいいか瞬時に把握するみたいな。

この冒頭の箇所を読んで、しばらく本を置いて考えてました。自分の生活もそうだよなあって。無意識のうちに音に反応した生活をしてる。

朝の音

この時期の早朝はいろんな音がしますよ。朝方5時ぐらいの音がどんなんか気になりません?寝転んで音だけに集中してみました。

ベランダがある畳の部屋の窓をあけて音だけに一点集中。けっこういろんな音がします。

鈴虫みたいな音、セミの鳴き声、新聞配達のカブの音、車の走行音、水まきしてる音、よくわからないゴォーという音、チュンチュンと鳴くたぶんスズメであろうと思われる音、寝返りをうって古い畳がきしむ音、風が吹いてカタカタと動くカーテンレールの音。

意識して聴いてみるといろんな音がでてるんだなあ。とくにどうなるというわけでもないですけど、音のある生活を意識すると面白い。面白いというか、音のある生活だから生きていける。大げさでしょうか。

音のある生活

家の中でも、音に反応して「ああ、妻が洗濯はじめたんだな」とか「皿洗ってるからちょっと手伝おうか」となります。マンションの階段を上る音がうちの前で止まったら、だれか来たのかなと思う。

外にでても音だらけ。車を運転してて救急車がきたから止まろうと思うのも、音に反応するから。お母さんが子供に叫ぶ声聞いたら、一瞬そっちを見て何事かと反応しますもん。

音、音、音。何をしてても音に反応して動いています。

音で生きているといっても言いすぎではない!

今日のStyle

ライターってどうなんだろう?音の影響はあるんでしょうか。

よし、今日からライター活動をするときにも、「音のある生活」を意識してみようと思います。

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