後楽園と岡山城に行ってきました。
後楽園とは日本三名園の1つで岡山県にあります。日本名園の残る2つは石川県の兼六園、茨城県の偕楽園です。
後楽園が日本名園と言われてもピンとこないかもしれませんね。ものすごく簡単にいうと、「東京ドーム3つ分の広さがある日本式の庭」。1687~1700年の14年間もかけて造った壮大な庭なんです。
そんな後楽園については後日書くことにして、きょうは岡山城を見学して思ったことを忘れないうちに書き残しておきます。ちなみに岡山城は後楽園のすぐそばにありますよ。
岡山城の楽しみ方とお土産
岡山城を見学してお城の楽しみ方って、ただ単に見て回るだけじゃないよなあと改めて思いました。城内にお土産屋が一区画しっかり場所を持っていて、岡山城ならではの「体験」ができる場所があるんです。
後楽園もさることながら、岡山城内もお土産が充実してますよ^ ^ きびだんごが買えるし焼き物の体験もできる。お城観光の楽しみ方も少しずつ変わってきてる気がします。お城を見るだけじゃない^ ^ pic.twitter.com/MNmn1jmdIx
— 嶋田コータロー (@SRokota) September 22, 2016
城を見に行くと聞いてイメージするものって何かありますか?ひたすら歴史資料を見て回るイメージではないでしょうか。
ぼくはこれまで数えるほどしか見ていないけど、過去には大阪城・名古屋城・熊本城・姫路城・平戸城(長崎)に行きました。ぼくが見学した当時はとにかくひたすら歴史の資料を見る見る見る、ただそれだけ。歴史好きだから最初は一つ一つ読んでいくんですけど、次第に力尽きる・・・。どこのお城でも大体同じパターンでしたね。
岡山城は当然歴史を学べるんだけど、場内に楽しめる場所があるんです。いまのお城はどこもこんな感じなんでしょうかね。お土産を物色することに集中していると、ここが城の中だということを忘れてしまうほどです。ただの売店という感じでもないから余計に。
ちなみに岡山城で販売されている「きび田楽」「元祖きびだんご」については、おみやげサイOMIYA!に詳しく書いてますよ。
そしてお土産に加えて「体験」サービスがあります。岡山城には体験できる場所が2箇所。1つは「備前焼工房」での備前焼を作る体験。もう1つは「着付け体験」で、カメラ持参であればお殿様・お姫さまの衣装を着て撮影できます。写真を撮りたかったんですが、人が大勢いたのでやめました。肝心の場所を写真で紹介できずに残念すぎる。
▼案内パンフレットより
こういう体験サービスって、お城の楽しみ方のバリエーションがふえてすごくいいと思います。そしてこれが城外じゃなくて「城内」にあるのがいい。
お城見学にも「体験」が求められている?
ひたすら歴史資料を見て回る、お城見学のイメージが変わりました。いままでそんなにお城を楽しむこと意識していませんでしたが、おみやげライターを機に注意を向けていこうと思います。
お城観光業界がどういうサービスを提供しているのか把握できていないのであれこれいえませんが、今後はいままで以上にもっとお城を楽しめるんじゃないかと思います。
昔はツアーのコースの1つに城見学が含まれていて、ざっと見て終わっていたかもしれない。でもこれからはお城で何か「体験できる」ことで、お城見学にそれなりの時間を費やせるようになるかと。
お城好き・歴史好きにはたまらないスポットとして、いままで以上に外せない場所になるのではないでしょうか。さらに海外からの観光客も増えているので、体験型お城見学ツアーは日本を体験する上で欠かせなくなるでしょうね。
ネットの普及でいまや誰でも全国のお城情報を得て、実際にそこへ行けるようになりました。一つ一つのお城が過剰になりすぎない程度に、「そこでしか体験できない何か」を提供することで、訪れる人の心にその地の歴史が残るんじゃないかと思います。
今日のStyle
城内に充実したお土産がそろっていること・各種体験できること、この2つが岡山城を見学してよかったです。
それにしても純粋に後楽園と岡山城を楽しんでいても、ふと気づいたらおみやげライターが出ていました。仕事と遊びの境がなくなるんでしょうね。
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