昨日美容師さんのバックグラウンドを聞いていて、
この人は、自分がどう在りたいかを軸として職業を選んだんだなと感じました。
いつも行っている美容師さんは、少し遅咲きタイプの男性の方です。
数年間サラリーマンとして働いてて、それなりに立場と責任もあったけど、
どうも自分のやっている仕事が好きじゃない、辞めようと思ったそうです。
じゃ辞めてどうするか?「一人でほそぼそと働く」このコンセプトのもとに、職業を選ぼうと。
幾つか候補があったけど、美容師なら10年ぐらい続けていれば、独立できるんじゃないか?
と考え、何の資格も技術もないまま働き始めました。
お店で技術を学び、資格は通信講座を通して取得。
地道にひたすら続けて、本当に10年後独立の道を歩み始めました。
数年間は貸店舗でやって、1年ぐらい前に自宅兼美容室を建てられました。
淡々と自分の経験を語ってくださいましたが、ホントすごいなと思います。
もし軸が「華々しく輝きたい」だったら、もっと中心街に店舗を構えて、人を雇ってたんでしょうね。
自分はこうありたい、それを基に現実的なプランを立て、それに向かってひたすら続ける
何かを達成している人、結果を出している人は皆同じように、1つのことを続けたんですよね。当たり前のことだけど、当たり前のことを自分はできるのか?
ぼく「途中で辞めようと思わなかったんですか?」
美「ありますよ。・・・でも辞めんかったね^_^」
ぼく「美容師目指してても、辞める人はいるんですか?」
美「辞める人ねぇ・・・めっちゃおるよ(ここ強調してた)」
何かを目指してやり始めても、続けるってホント難しいんだと思う。
ぼくは組織宗教を出て、仕事の面では全て1から始まったような状態です。
かなり遅いスタートを切りました。
続けることの難しさと楽しさをようやくいま味わっているところです。
中年にさしかかった37歳の男が言うようなことじゃないかもしれないけど。
続けていればそれなりに形になってくるはず、続けなければ何も生み出せない、
そう思っていまやっていることを楽しんでいます。
自分がどうありたいか?
これを軸にやることを選べば、続けていけるのかな。
これを軸にやることを選べば、何回転職してもいいと思う。
ぼくは人とのかかわりを持ちながらも、人とのつながりには縛られない、少しゆるい状態でいたい。
好きなときに好きなことに時間を使いたい。規則に縛られない、原則で生きていたい。
規則は組織宗教でもうこりごり。
そう考えてると、ライティングの仕事や写真撮影は自分に合ってるのかな。
あってるだけじゃなくて、どうも好きみたいだ。
考えてることを書いてたらだんだん違う方向にいきそうなので、今日はこの辺で終わり~。
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