伝えたいことを具体化すると表現力が鍛えられる

 

昨日、月に一度の写真講座を受講してきました。

2時間の座学のあと、生徒が持参した写真に先生がコメントしてくれます。

そこで1つ学べたこと、

伝えたいことを具体化すると表現力が鍛えられる

 

表現したいことを別の言葉で具体的に

一人の生徒さんが「寂しさ」を表現した写真を持ってきておられました。

でも客観的にみると寂しく見えないんです。なぜだろう?

先生が「表現力の問題ですね」とおっしゃいました。

寂しさを表現するために、まず「寂しい」をより具体的なものにしようということに。

どんな状態が寂しいと感じるか?を皆で幾つか上げていきました。

「ぽつんとしている、暗い感じ、色がない」・・・3つぐらいしか上がらないと、先生が10コは考えてほしいなと言われました。

ぼくが最初に思い浮かんだのは、錆びてる状態、数が少ない、勢いの3つです。

考えていくとたくさん出てきます。寂しさのイメージが膨らんでいく。

「寂しさを表現する」だけだと、どう撮っていいのかいまひとつわからないけど、具体化することでイメージしやすくなります

幾つか上がったところで、先生が「あとはこの具体化されたものを伝えるために、カメラの明るさ調整やフォーカスする部分を変えればいいわけです」と話されました。

こういうステップを踏むと、寂しさがよく表現された写真に仕上がるということですな。

 

なるほど!表現したいことをまず別の言葉にして具体化すればいいんですね!

 

 

「頑張る」とは?

これは写真撮影だけじゃなく、身の回りの生活にもあてはまるんじゃないでしょうか。

自分や人に何かを伝えるときに、それを具体化するとイメージしやすいし、うまく表現できると思います。

 

例えば「頑張る」という言葉。自分にはっぱをかけたり相手を励ますときに使ってます。

とりあえず「頑張りましょう~」と言っておけば、うまくまとまる感があるので便利ですよね。

でもこの「頑張る」を具体化すると、何をすればいいか明確になるのでより伝わりやすいと思います。

頑張るとは?⇒何かに集中すること、汗かきながら仕事している、忍耐する、あきらめない、コツコツとやる、皆で協力する、1つのことを続ける・・・

こうやって別の言葉で考えていくと、頑張るが具体化されて何をすればいいかイメージできます。

決まり文句のように、頑張ろう~を連発しなくてすむ。

 

頑張る!をしばらく使うのやめてみようかな。

頑張るぞ!の気持ちが伝わる、何か別の言葉に変化させて表現してみようと思います。

 

 

今日のStyle

表現力を鍛えるために、伝えることを具体化したり言葉を分解して考えるのはいい方法だと思います。もっと表現力を身につけたいです。

写真講座での出来事から、そんなことをふと考えたのでした~。

 

 

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