こんにちは!
おみやげライターの嶋田コータロー(@SRokota)です。
2016年7月からお土産サイトOMIYA!で記事を書いています。仕事の内容はお土産を「撮り・食べ・書く」ことです。
仕事を始めて現段階で100以上のお土産を試食しました。北は福島、南は鹿児島県与論島まで。
きょうは色々なお土産を食べるなかで感じたことを記録しておきます。
ほかの場所では成立し得ないお土産
まずなによりも、全国各地のお土産を食べる機会に恵まれていることに感謝しています。この仕事をしていなければ、出会わなかったであろうお土産もあると思うのです。
ぼく自身は大の甘党ですので、お土産を試食するというのは願ったりかなったり。
お土産を食べて気づくのは、他の場所では決して成立しないであろうお土産たちがたくさんあることです。そのお土産がある土地でしか成立しないお土産。
▼例えばこちらの「書写千年杉」というバウムクーヘン
これは兵庫県姫路のお土産なのですが、姫路市書写にある円教寺境内の杉に見立ててつくられたもの。なので、このお土産はほかの場所では絶対に成立しなかったのです。
千年杉を製造する菓子店が、北海道に引っ越してそこで「千年杉をつくるねん」と言っても、無理があるのです。やはりその土地でなければ。(書写千年杉の記事をOMIYA!で読めますよ)
こういう土地に由来するお土産の数々が、全国にたくさんあるのだなと気づきはじめています。これまでもなんとなく「お土産はその土地のモノ」という認識はありましたが、改めて考えさせられています。
上記以外にも、試食して考えることはいくつもあります。
- 俗にいう高級菓子はお土産とは若干違う
- 手土産とお土産の違い
- シンプルなお菓子に含まれる添加物のなぞ
などなど、色々なことが頭の中をよぎります。
今後こういった考えたこともブログに残していこうと思います。
歴史あるお土産を制覇したい
今後も全国各地のお土産を発掘して紹介していきます。有名どころをひと通り味わってみたいですね。
いま「全国五つ星の手みやげ」という本を読んでいます。料理記者歴58年以上の経験があった岸朝子さんが選んだ、全国のお土産の数々が掲載されています。
甘党の食欲をそそるお菓子の数々。この中に載っているお土産を食べて、味はもちろんのこと、その土地のことを感じて何かしら発信したいです。
今日のStyle
お土産を食べて「あー美味しかった」だけで終わらず、そこからまた何か思考が広がっていけばいいなと思います。
と、そんなことを考えながら、きょうもまた新たなお土産を食べるのです。
次回は「お土産の記事執筆」について書きます。
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