こんにちは!
おみやげライター嶋田コータロー(@SRokota)です。
ことしは読んだ本の感想を、このブログに残していこうと思います。
2018年さいしょに読んだのは「ひと言で気持ちをとらえて、離さない 77のテクニックキャッチコピー力の基本(川上徹也)」です。
本の概要
この本の中では、「短く、的確な言葉で表現する能力を、キャッチコピー力と表わすことにしました」とあります。
そう、この本には心に刺さるような言葉、人の興味を引くような言葉の使い方について、77個ヒントが書かれています。
ブログのタイトル、見出し、企画書の見出し、Twitterでのつぶやき、会議でのひと言・・・、などなど、ワンフレーズで人の心を掴みたいというケースがあります。そんなワンフレーズの使い方に焦点があてられています。
目次
77のヒント全部を書くとアレなんで、10個紹介します。
- 自分に関係があると思ってもらう
- 具体的な数字を入れる
- 問いかけてみる
- つぶやいてみる
- ターゲットを絞る
- クイズ形式にして問題を出す
- 駄洒落にする
- 方言を使ってニュアンスを変える
- 直喩(明喩)でたとえる
- 異質な言葉を掛け合わせる
それぞれのヒントごとに2~3ページ割かれています。
感想
わたしは日ごろからライター活動やSNSで発信をしてますので、大変参考になりました。
短い言葉でいかに興味をもってもらうか。77のヒントのうち、ほとんど参考になります。
これは手元に置いておいて、いつでも見返すことができるようにしておきたいです。
ただ、タイトルにも「テクニック」とあり、あくまでテクニックです。小手先技術のようなってしまわないように、伝える相手への誠実な心を持ちつつ、それでいてこの本の伝え方を自然な形で習得できたらベストだと思います。
この本を読んで、逆に自分が伝えられる側になるときには要注意だと思いました。
書店に並ぶ本のタイトル、宣伝でおくられてくる広告やメールマガジンのほとんどは、キャッチコピー力を駆使して書かれているから。
対象とおすすめポイント
普段から発信する人は読んでおくとよいですよ。
ライター、ブロガー、SNSで発信する人だけではなく、仕事で企画書やレポートを作成する人や会議でプレゼンする人にも必ず役立つと思います。
おすすめポイントとしては、ただのひと言を「魅力的で刺さるひと言」に変えることができるヒントがのっていること。すぐに誰にでもできそう簡単なヒントであることです。
言葉の中に「具体的な数字を入れる」とか、「問いかける言葉に変えてみる」などのヒントはすぐにできそうです。
わたしも「あ、これならできる」とすぐに実行できたヒントがありましたから。
77のヒントを一つひとつ取り組んでいったら、自分の言葉をかなり改善できると思いました!
▼いいなと思ったところが多すぎて、こんなに付箋が。
さいごに
いいなと思ったヒントをもとに、すぐに実行しています。発信がさらに楽しくなりそうです。
改めて、言葉の力ってすごいなぁと考えさせられた一冊でした!
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