神戸で流行った略語をきいて

ミーコという言葉をきいたことあります?

 

人の名前でもだれかのあだ名でもありません。

 

じつはこれ、大正期に神戸で流行ったことばなのです。正確にいうと、ことばではなくある飲み物。

 

ミーコとは・・・ミルクコーヒーのことです。

 

1858年に日本の5つの港が開港されて以来、外国のものがたくさん入ってくるようになりました。そのひとつがコーヒー。神戸ではコーヒーブームがまきおこります。

 

わたしはいま「神戸とコーヒー」という本を読んでいて、その中にミーコが出てくるんですね。

 

大人気のミルクコーヒーが人々の間で「ミーコ」と呼ばれ愛されていたことが書かれています。神戸のコーヒー話も非常に興味深いのですが、それはちょっと置いておいて。

 

ミーコの話を読んで、昔からなにかを略して呼ぶことはふつうに行われていたんだなと、あらためて思いました。

 

言葉を略することは現代人の特徴のように語られることもありますが、そんなこともないよなぁ。

 

言葉をつかう上で「いいやすい、わかりやすい、おぼえやすい」。

 

これはむかしもいまも同じだと思います。あとカッコよさも。

 

むかしもいまも、長ったらしくわかりにくくて、おぼえにくいネーミングや言葉は使う気がしないというのは同じだと思います。

 

戦国時代だって、おぼえてもらえるように伝えるための略語のようなものはあったんじゃないでしょうか(しらんけど)

 

なんでも略語や造語を使えばいいわけではないけども、「いいやすい言葉」「わかりやすい言葉」「おぼえやすい言葉」で話してもらいたいという、人間の願いというか思いがあることは意識しておきたいです。

 

ミルクコーヒー「ミーコ」はさぞ人々に愛されていたんだろうなと想像しながら、そんなことを考えていました。

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