人生話をきいてみたい

今月発行された、コピーライター・糸井重里さんの半生をまとめた本を読みました。

 

古賀史健がまとめた糸井重里のこと」というタイトル。ライター・古賀史健さんが糸井さんから話をきき、まとめた本です。

 

糸井さんの人生にぐいぐい引き込まれ、あっという間に読み終わりました。一般的な文庫本よりも薄いので読みやすいというのもありますが。薄いけど内容は濃いです。

 

糸井さんの子ども時代から現在までのことが語られています。戦後から3年後に生まれたこと、両親が離婚したこと、学生運動に参加したこと、若き日のこと、49歳でインターネットをはじめたこと・・・。

 

他人の人生をきくのっておもしろいですね。人生話とともに、そこに糸井さんの思いが語られているからおもしろいのだと思います。

 

著名な糸井さんの人生だからかなとも思ったのですが、そうでもないよなぁ。

 

だれ一人同じ人生はなく、育った環境・生い立ち、出来事への感じ方もみんな違います。みんなおもしろい人生を歩んできているのだと思います。

 

本を読み終わって、他人の人生話を聞きたくなってきました。

 

いま思っているのは、親が元気なうちに両親と自分の兄弟の話は聞いておきたいです。兄弟の話もぜったいおもしろいと思うんですよ。とくに高校卒業するまでの話。

 

同じ環境で育ち同じ釜の飯を食べていたころのこと。同じことを体験しても、感じていたことはきっとそれぞれ違うはずです。

 

父がはじめてクリスマスケーキを買ってきたときどう思ったのかとか、築年数の長い借家に住んでいたことをどう思っていたのかとか、聞いてみたいことが山ほどあります。これはおもしろいやろうなぁ。兄弟同士でそんな雑談したことありませんから。

 

それからもう一つ聞いてみたいのは、お菓子屋さんの人生話です。

 

まんじゅうを食べ歩き和菓子屋さんへ行くことも多く、職人さんの人生に興味があります。

 

職人というと、限られた世界で生きているという固いイメージがなんとなくあるのですが、一人一人の人生にスポットをあてれば、すごく広い世界があるはず。

 

自分の家がお菓子屋さんということを子ども時代にどう思っていたのか、家を継ぐとはどういうことなのか、お菓子をつくりながらなにを思っているのか。お聞きしてみたいです。

 

自分と近しい人の話も、自分とはまったく違うことを見聞きしてきた人たちの人生話も、ぜったいおもしろいと思う。

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