ぼくが働いているのは、就労継続支援B型事業所です。
就労継続支援B型事業とは?
通常の事業所に雇用されることが困難であって,雇用契約に基づく就労が困難である者に対して行う就労の機会の提供及び生産活動の機会の提供その他の就労に必要な知識及び能力の向上のために必要な訓練その他の必要な支援事業のこと
なんだか難しい説明ですね。
心身の不調により働けない人がいます。その人たちが再び就労するための支援を行う事業です。また集いの場所としてレクリエーションを行うこともあります。
例えば、事業所で軽作業を行い仕事のスキルや意欲を取り戻し、企業へ就労する人もいます。通所時は作業分の工賃をもらえます。
ぼくが住む兵庫県内のB型事業所の数をざっと調べたんですが、500以上あります!
これは多いのでしょうか?少ないのでしょうか?
NPOもそうですが、B型事業に関しても予備知識がないので、この数字をどう受け取っていいものか。この数字を見て質問や意見が出てきたので残しておきたいと思います。
これからB型事業所で働く人の参考になればと思いますし、自分がこの先経験を積んでいく中で、初期の疑問を振りかえるときのメモとして活用しようかな。
「兵庫県内500以上のB型事業所」についてのの質問と意見。
- 1県に500以上は多いのか?少ないのか?妥当な数か?
- それだけ障がいを持つ人がいるということなんだね。自分の地域に働けない人がどれだけいるか考えたことなかった。
- 地域に密着した事業展開といえるのかな。1市内に同じB型事業所が幾つもある。
- 就労支援だけでなく、地域とのかかわりをふやせないのか?「障がい者枠」という概念をとっぱらって、できる限りいろんな人が共存するのが社会の理想だし、本来のあるべき姿だと思う。異種のNPOとの絡みをもつとか。そうなるとB型の目指す方向と違ってくるのか?
- これだけ多いと他B型事業所との交流はあるのかな?
- 実際どのくらいの人が就労できているのか?
- 何人ぐらいの人をB型事業所で受け入れることができるのか?定員数は各団体で自由?
- 定員数が少ない、つまり小規模団体だと活動は限られてくると思う。そうなると必然的に補助金や事業収入も少なくなるよね。やはり寄付の存在は大きい。
- 生活支援員自体が少ないと、地域へのPRも後手後手になりそう。だからといって、支援員を簡単にふやせるわけでもないと思う。支援員ふやすには人件費がいる。人件費をまかなうために寄付も必要になってくる。寄付してもらうためにPR。でもPRするために人手が・・・。なかなか難しそうだね。
思いつくまま書きました。
これから働いていく中で、一つ一つ考えていきたいと思います。
B型事業で働く人同士が疑問や意見を述べ合う機会があるといいですね。
個人情報等あり開示できないことも多いと思いますが、そこに触れない範囲で情報発信していきたいと思います。
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