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長崎雲仙の名物・湯せんぺいの製造を見てきた。ジュッ!とプレスしてハサミでバリバリ。

小松せんべいやの外観写真

長崎県雲仙市小浜のお土産に「湯せんぺい」があります。雲仙・小浜の温泉街の名物となっている煎餅(せんべい)です。

 

ゴーフルのような薄いもので、「せんべい」と言わずに「せんぺい」というところが長崎ならではだと感じます。わたしが住む兵庫県でいうところの、有馬温泉の炭酸せんべいと似ていますね。

 

そんな薄焼きせんべい「湯せんぺい」が作られる様子を見てきました!雲仙温泉街を車で走っていたときに「小松せんべいや」さんがちょうど焼いておられたので、入店してみることに。ジューッと焼いてハサミでザクザク。見ているだけで楽しかったです!

小松せんべいやの「湯せんべい」の看板写真

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小松せんべいやの湯せんぺいの作り方

小松せんべいやの湯せんぺいを作る機械の写真

小松せんべいやの湯せんぺいを作る機械です。湯せんぺいの存在は昔から知っていましたが、作るところを見るのは初めて。こういうので焼いていたのかぁ。

 

ここに手作業で材料を流し込んでいきます。原材料は卵・砂糖・小麦です。たっぷり流し込むのかなと思っていましたが、意外と少なめでした。

 

機械に湯せんぺいの材料を流し終えた様子

材料を流し込んだあとはぶ厚いフタ(?)をかぶせてセット完了!ジューッと焼くプレス製造ですね。全部で4台(だったかな?)ある機械をうまくローテーションさせながら、作っておられました。

 

出来立ての湯せんぺいを割っている様子

1台の機械をセットしている間に、ほかの機械で焼いているせんぺいが出来上がりました。ほわ~っといいニオイ。焼きあがったものを職人さんがざっくりとばらしていきます。極薄なので、へんなところに割れ目が入らないのか、見ているほうはドキドキでした笑

 

湯せんぺいのみみをハサミで切っている様子

ざっくりとばらされたものを、つぎは別の職人さんがハサミでカットしていきます。せんぺいのみみをカットして、丸く整えていくんですね。

 

さすが、慣れた手つきでバリバリと切っておられました。紙をチョキチョキと切るときのようで、見ていて楽しいですね。やってみたかった笑

 

小松せんべいやの出来立ての湯せんぺいの写真

ハサミを使いこんなふうに仕上げていきます。

 

小松せんべいやの湯せんぺい。「コ」と書かれた部分の写真

仕上がったせんべいの上部分に注目。「コ」というマークがあります。じつはこれ、小松せんべいやの頭文字「コ」なんですよ。

 

雲仙小浜には、小松せんべいや以外にも湯せんぺいを作るお店が幾つかあり、お店ごとに頭文字が焼印されています。「ト」「M」「S」なんていうのもあります。せんべいの額の文字を見れば、どこのお店のものかわかるというわけです。

湯せんぺいのみみも販売

小松せんべいやの湯せんぺいのみみの写真

ザクザクと切られた湯せんぺい。みみの部分の行方が気になっていましたら、なんと店頭で格安販売されていました。たっぷり袋詰めされたものが150円だったかな。あっという間に完売していました笑 ま、見た目が違うだけで、きれはしも味は同じですから。

 

焼きあがったせんべいをばらし形を整え、袋に入れてお土産用の箱詰め。割れないように一つひとつ手作業でするのは大変だろうなぁと感じました。

 

お店で食べた作りたてはすごく美味しかったです!!

【動画】湯せんぺい製造の工程

湯せんぺいを作っている様子を動画で撮らせてもらいました。

お店に入って、すぐ見えるところで製造しておられますので、雲仙温泉街へ行くときにはちょっと立ち寄って見学するのもよいかと。タイミングがよければ出来立てほやほやが食べられますよ!

お土産用の湯せんぺいを買ってみた

小松せんべいやの湯せんぺいの外装写真

箱入りのお土産用の湯せんぺいを買ってみました。15枚入りで500円だったかな。

 

店主さんが「うちのは箱に湯煎餅と漢字で書いてありますんで♪」と強調しておられました。雲仙にある、お土産屋の売店で見かけたときはまったく気にも留めていませんでしたが、言われたあとに見てみると、ほかのお店は「湯せんぺい」と書かれています。知らなかった・・・

 

小松せんべいやの湯せんぺいの開封写真

2袋入っています。箱には15枚と書かれていますが、数えてみると1袋8枚入り笑 紅葉と温泉マークの可愛らしい個包装^^

 

小松せんべいやの湯せんぺいの手に持っている様子

大きさはこのぐらいです。直径約10.5センチ。

 

小松せんべいやの湯せんぺいを横から撮った写真

極薄の湯せんぺい。箱入りのものを買ったおかげで、1枚も割れていませんでした。食べるときに割れるとはいえ、袋を開けたときにせんべいが割れていると、軽く絶望的な気分になります笑 お土産あるあるかな。

 

とっても軽い食感で、パリパリと音と立てながら、あっという間に口の中からなくなります。この軽さと優しい甘さが食べる手を止まらなくさせるのでしょう。何枚でも食べられそう。アイスにのせるなどして、なにかアレンジして食べるのもよいと思います!

 

箱入りは島原半島の地図付

小松せんべいやの湯せんぺいの箱に書かれている地図写真

小松せんべいやの湯せんぺいの箱の写真

わたしが小松せんべいやへ行ったときには、湯せんぺいのみみ・湯せんぺい袋入り・湯せんぺい箱入りが販売されていました。袋入りは「湯せんぺい」とだけ書かれていて、ちょっとさびしいかなという印象。

 

なので、お土産にするなら、島原半島の地図が描かれた箱入りがおすすめです。地名も入っていて、とくに地理マニアにはたまらないと思いますよ。

小松せんべいやの場所・営業時間・駐車場情報

小松せんべいやの湯せんぺいをお皿に乗せた写真

  • 住所:長崎県雲仙市小浜町雲仙123
  • 電話:0957-733524
  • 営業時間:8:30~17:30
  • 定休日:不定休
  • 駐車場:お店の横にあり
  • 公式サイト:なし

*お店を正面に見て左側の駐車場です。右は別のお店の駐車場なので気をつけてくださいね。

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コメント

  1. 小松まいこ より:

    小松の身内の者です。
    弟が発見して拝見しました(*^^*)
    こんなに丁寧に書いていただいてとっても嬉しいです。
    ありがとうございます✨
    嬉しいので、自分の周りの拡散してもよろしいでしょうか?

    • 嶋田コータロー嶋田コータロー より:

      ブログをご覧いただき、またメッセージをいただきまして、ありがとうございます!

      実家へ帰省した際に雲仙で登山しまして、その際にお店寄らせていただきました。
      昔懐かしい気分に浸りながら、湯せんぺいを美味しくいただきました。

      ブログをシェアしていただけるとのこと、ぜひよろしくお願いします\^o^/

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