こんにちは!
モンゴルに約5年間住んでいた、おみやげライターの嶋田コータロー(@SRokota)です。
おみやげライターとしての活動を始めたのをきっかけに「そういえば、モンゴルのお土産ってなんだろう?」と考えていました。
モンゴルへ初めて行く人の参考になればと思い、モンゴルのお土産をいくつか紹介しますね。
Twitterから数枚写真を拝借しました~。
モンゴルのお土産にはどんなものがあるの?
モンゴルのお土産といっても、日本のように由緒ある菓子類はありません。赤福やもみじ饅頭のように歴史や土地にまつわる名物がないんですね。
お土産といえばフェルト製品や皮製品などの、民芸品が圧倒的に多い。首都のウランバートルでもそうですから、ましてや地方には日本人がイメージするお土産自体ありません。
モンゴルでお土産を購入できる場所
日本のように空港・駅・サービスエリア・道の駅などと、あちらこちらで売っていません。
ウランバートルにある「Souvenir shop」の看板があるお店で購入できますよ。ここでは食料品のお土産はなく置き物がメインですね。
空港にはお土産がほとんど売っていないので注意!
モンゴルのおすすめお土産
フェルト製品
モンゴルで人気のお土産といえばフェルト製品。フェルト製品でつくったモンゴルの家(ゲルといいます)やルームシューズが人気です。
ぼくも日本に帰国するときはお土産に買って帰りましたね。とても暖かいと好評でしたよ!日本円で500円~3000円ぐらいだったかなあ。
▼結婚する前に妻へプレゼントしたお土産たち^^
フェルト製品を買える場所
ウランバートル市内の「Souvenir shop」で購入できます。「Souvenir shop」とかかれた看板がないかどうか見ながら街を歩くといいですよ。
おすすめのお土産ショップ
おすすめは「ツァガーンアルト」というお店。フェルト製品の品揃えが豊富です!
高級ショップですがデザインや質は抜群によく、日本人うけするものがたくさんありますよ。
ウランバートルの中心にあるノミンデパート(旧国営デパート)から南に下ったところにあります。
乳製品アーロール
ヨーグルトを干してを固めたお菓子。とにかく硬いのが特長なので、歯がおれないように注意!
その独特の味から日本人受けがあまりよくないとも言われますが、モンゴル土産としてはぴったりですよ!お土産にしないとしても、これは一度食べておいたほうがいいでしょう。
話のネタになりますし、モンゴル人の食文化を知れる絶好の機会です。サイズも豊富で、一口サイズからマグカップサイズのものまで。
アーロールを買える場所
外国人や観光客がよく利用するメルクリ市場で買うのが無難です。
ロシアのお菓子(チョコレート)
モンゴルにはロシア製品がたくさん出回っています。特に食料品が多い。
おすすめはロシアのチョコレート。甘みが強くて美味しいですよ!日本ではみかけないパッケージばかりなので、見ているだけでもワクワクします。
ぼくも家族や友人へのお土産にしましたが、すごく喜ばれました!
武田先生と三宅先生から、モンゴル出張のお土産のチョコレートを頂きました!キリル文字で書かれています。 pic.twitter.com/nQ9v9ZHwub
— 大谷大学文学部人文情報学科 (@OTANI_humane_I) November 10, 2015
ロシアのお菓子を買える場所
ウランバートル市内にあるスーパーで購入できます。スーパーマーケットがどこにあるのか尋ねたい場合は「スーペルマーケット ハーン バェン ウェー?」と言いましょう。「スーパーマーケット」と言っても通じないので注意!
モンゴル岩塩
モンゴルといえば岩塩!健康志向の人にはぴったりのお土産です。
モンゴル岩塩を買える場所
メルクリ市場で販売しています。粉末状のものから細かく砕かれていない巨大なものまで、サイズが色々ありますよ。
モンゴルウォッカ
モンゴルウォッカの種類は豊富で、スーパーにいけば色々なお酒があるのに気づくはず。
その中でお土産にするなら「CHINGGIS KHAAN(チンギス・ハン)」と書かれたウォッカをおすすします。モンゴルの英雄チンギスハンが描かれていますので、モンゴル土産にはぴったりです。
ちなみに日本に攻めてきた「フビライ・ハン」が描かれたお酒もあります。
モンゴルウォッカを買える場所
モンゴル全土のスーパーで購入できます。ただチンギス・ハンのお酒は場所によって置いていない場合もあります。確実に手に入れたいのであれば、大きめのスーパーへ行くのをおすすめします。
モンゴル旅行でここへ行こう!おすすめスポット
モンゴルのお土産を紹介しましたので、ついでに観光スポットを紹介しておきます。初めてのモンゴル旅行でおさえておきたいスポット4つと番外編1つをどうぞ!
スフバータル広場
通称タルバェとよばれている場所。タルバェとは広場の意味で、その名のとおりただの広場がおすすめスポットです。
ウランバートルの中心地、政府宮殿のそばにあります。とくになにもない広場ですが、モンゴル人の雰囲気を知れる場所。
待ち合わせの場所としてつかっている人も多く、ここでのんびりボーっとしてるモンゴル人も多いですよ。
ちなみにぼくもここで人と待ち合わせをしたことがあります。マイナス20度の真冬の季節に。相手が30分遅れてきたこともあり、思いっきり風邪をひいてしまいました・・・
メルクリ市場
外国人や富裕層向けのイメージが強いメルクリ市場。乳製品・肉・魚・野菜・日用品を販売しています。値段は高めですがそのぶん質はいい・・・はず。
この市場でさきほどのアーロールやモンゴル岩塩を購入できます。
このメルクリ市場には、やや値段が高めですが中国・韓国・日本の調味料なども売ってますので、ぼくもモンゴルにいたときにはお世話になってましたね。ぼくが住んでいた2010年当時は、日本のカレールーが日本の2倍ぐらいの値段でした。
ナラントール市場
ウランバートル西部に位置する、モンゴル最大級の市場!
ここで何でもそろうと言ってもいいほどに、食料品・日用品・家具・電化製品などの品ぞろえが豊富です。
モンゴル人もよく利用しますので、市場は人でいっぱい。ぼくがモンゴルに住んでいたときは、ここはスリのメッカとも言われていたので、観光客が一人で行くには危険でした。いまはどうなっているのでしょうかね~。
ガイドさんなどのモンゴル人と一緒に行ったほうがいいですよ。
テレルジ公園
ウランバートルから車で約1時間。外国人観光客が多くおとずれる場所です。
馬に乗ったりゲルに泊まったりできますよ。(ゲルとはモンゴル独特の家のこと)比較的安全な場所なので、初めてモンゴルに行く人でも快適に過ごせるのでおすすめです。
▼川のそばに馬がいるときもありますよ
番外編:ドルノド県チョイバルサン市
ぼくが住んでいた市で、ノモンハン事件があった場所として有名です。ウランバートルから東に約680キロのところにあります。
ぼくが住んでいた当時はバスで10時間~12時間ぐらいかかってましたね。イメージとしては、兵庫県から長崎県まで高速で走るかんじ。(約660キロ) とくになにもないのんびりした街ですよ~。
▼ロシア製のバス
▼「チョイバルサン市」と書かれたモニュメント風看板。見渡す限りの大草原・・・
さいごに
モンゴル旅行経験者にとってはどれも定番ばかりですが、初めてであれば上記をおさえておくといいでしょう。
上記以外の珍しいお土産もぜひ探してみてくださいね!!
これは!というものが見つかりましたら、ぼくにも情報をシェアしていただければ嬉しいです^^
ちなみにモンゴル旅行は6月後半から9月上旬までが最適ですよ~。
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