カラフルな包装と、つい口にしたくなる「からから」のネーミング。
先月、千葉県佐倉市にある国立歴史民俗博物館のミュージアムショップで購入しました。
ちょうどニッポンおみやげ博物誌というイベントが行われていまして、もしかしたらそれにあわせての販売だったのかもしれません。からからせんべいは千葉県ではなく山形県の名物なので。
と、それはさておき、まるやまからからせんべいを紹介していきますね。せんべいの中にはビックリするようなものが入ってましたよ!
▼ニッポンおみやげ博物誌についてはこちらからどうぞ

まるやまからからせんべいとは
まるやまからからせんべいは、創業1949年(昭和24年)の宇佐美煎餅店がつくるせんべい。山形県鶴岡市の伝統駄菓子として知られています。
山形県の特産品を取り扱っているショップ「とっておきの山形」によると、「まるやま」というのはからからせんべいの昔の呼び名なんだとか。丸い山のような形に由来しているそうです。
せんべい自体の歴史を古くて、江戸時代から食べ継がれているんですよ。
購入の際にわたしが気になったのは「からから」というネーミング。どんな由来があるんでしょうか。空(から)?、それとも唐(から)?、あるいは殻(から)?、はたまたカラカラという音でしょうか。
じつはこれ、せんべいの中身と関係があるのですよ。
からからせんべいの中にはおもちゃが入っている
見出しにも書きましたが、からからせんべいの中にはなんとおもちゃが入ってます!もともと、せんべいを振ったときにカラカラ♪という音がしていたので「からからせんべい」と名づけられたんです。
▼包装の裏面には説明書が。
一見、三角のふつうのせんべいなので、そのままパリッといきそうになります。おもちゃも一緒に食べてしまわないように注意。
▼せんべいの裏側
一体この中にどんなおもちゃが入っているのだろうか……
からからせんべいを割ってみた おもちゃの中身は?
せんべいの触感は固め。思い切ってバリッと割りますと、中には白い包み紙が!
割った後に入れたのではなくて、本当に上写真のように入っていましたよ。一瞬、小さいポチ袋のようにも見えて「もしかして当りをひいたのかな?」なんて思っちゃいました。
▼そっと取り出し懐紙の上に
この中からどんなおもちゃが登場するのかすごく気になります!こんなに開封するのがワクワクするお土産は久しぶりだなぁ。
小さな包みにおさまるおもちゃってどんなのだろう……
キャラクターものでしょうか?
それとも山形のキーホルダー??
動物もの???
全然思いつかない~。
▼包みを開けて姿をあらわしたのは…… こ、これは!
▼か、か、亀です!!!(そんなに驚くところでもない) しかもゴールドです!
▼大きさがわかるように、指に乗せてみました
とても小さくてかわいいですね。黄金に輝く亀仙人。ゴールドとはいえ、あまりにも小さいのでポイッとそのへんに置いておくと、どこにいったかわからなくなりそうです。
ご当地グッズコレクションの一部として大事にしまっておくことにします。
ちなみに、からからせんべいに入っているおもちゃは150種類以上もあるそうですよ!これを全部集めた人はいるのでしょうか……
パリッとしたせんべいは黒糖風味
ひとしきりおもちゃを楽しみまして、肝心のせんべいを食べることに。
こんがり焼けたせんべいはパリッとやや硬めです。黒糖味でコクのあるせんべい。
あ~、これは好きなタイプのせんべいだ。お茶と一緒にボリボリとずっと食べていられそう。あと1つ2つ買っておけばよかったなぁ。そうすればほかのおもちゃもゲットできたのに。しまった。
山形県鶴岡市に伝わる郷土菓子を食べることができ大変満足です。おもちゃの種類が150もあるということで、また機会があれば買ってみようと思います!
なにが入ってるんだろうとワクワクする、大人も子どもも楽しめる駄菓子ですよ~。子どもや孫に楽しんでもらえるプレゼントをしたい、そんなときにも活躍してくれると思います!
▼宇佐美煎餅店 楽天市場店でも販売されていますよ
* * * * *
わたしがお仕事をいただいているお土産サイト「OMIYA!」でも紹介されています。
コメント