こんにちは、長崎出身のわりには長崎の和菓子に詳しくない嶋田コータローです。なので、帰省のたびに長崎の和菓子を開拓しているところです。
長崎駅の向かい側にある、長崎県物産館でお土産を選んでいたときに、気になるものを発見。
名前は「もしほ草」。レジ横に、老舗の雰囲気を感じる包みがあったんですね。(思ったとおり。創業1830年の岩永梅寿軒のお菓子でした)
長崎出身ながら始めて知った「もしほ草」を買ってみることにしました。
もしほ草ってどんな和菓子?
もしほ草はこんなお菓子ですよ。
- 名称:もしほ草(もしほぐさ)
- お店:岩永梅寿軒(いわなが ばいじゅけん)
- 値段:240g756円(税込み)
- 容量:240gに約40枚入っています
- どんなお菓子?:昆布味の求肥(求肥とは餅粉・砂糖・水飴でつくったもの)
- 食感は?:もちもち
- どこで売ってる?:わたしは長崎県物産館で買いました
【食べた感想】もしほ草は磯の香りがする~
もしほ草という菓子名は藻塩草(もしおぐさ)に由来するそう。藻塩草って何なのかというと、塩水を乾燥させて塩をつくるときに使った海藻のことです。
藻塩草が連想できるように、求肥にたっぷりまぶされた砂糖で塩を表現してありますよ。でもそれだけじゃないんです。原材料欄を見ると、なんと昆布が使用されているのがわかります。
一瞬、えっ?となりました。昆布ってあの昆布ですよね(どの?) 海で獲れるあの昆布、出汁をとるときに使うあの昆布。
「昆布×求肥×砂糖=???」。この組み合わせは合うのでしょうか。一体どんな味??(だから昆布)
薄緑色をしたもしほ草。1つ楊枝で刺して、ドキドキしながらも食べてみることに。パクッ!
あれ、求肥のもちもちした食感と砂糖の味だけ・・・・・・かと思ったら、あとから昆布の味がやってきます!!
うわぁ~~、これは昆布や~。磯の香りがする!想像以上に昆布の味がしっかり出ていて、それでいて求肥・砂糖との相性もよいです!これでもかというぐらいに、砂糖がたっぷりまぶされていますけど、甘ったるくないですよ。
味覚には個人差があるけど、わたしはいける!全然あり!年配の人へのお土産にしても喜ばれるんじゃないかなぁ。ちょっと珍しい長崎土産を買いたい、そんな人にもおすすめです。
昆布は和の素材だから、和菓子に使ってもおかしくないよなぁと、くせになるもしほ草の味のとりこになりながら考えてしまいました。
もしほ草を売ってる場所は?
製造元の岩永梅寿軒で購入できますよ。
- 住所:長崎県長崎市諏訪町7-1
- 電話:095-822-0977
- 営業時間:10:00~19:00
- 定休日の目安:火曜日、日曜日
- 駐車場:なし
長崎県物産館でも売ってますよ
長崎駅の向かい側にある長崎県物産館でも買えますよ。歩道橋を渡りすぐです。物産館の看板が見えるのでわかると思います。
コメント
全国菓子大博覧会受賞と明記してあったのでネットで調べてみましたが24回の所には載ってませんでした。???