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郷土食・へしこの味は?初めて食べてみた感想【若狭・丹後の郷土食】

蒲入水産のへしこの外装写真

京都の京丹後市で見かけた「へしこ」。名前は聞いたことがありましたが、食べるのは初めてです。

 

さきに書きますが、へしこの味の感想は・・・「しょっぱい!だけど慣れてくると、はまる!ご飯に合う!」。これが率直な感想です。

 

へしこといっても作ってるお店がたくさんあり、お店ごとに味も微妙に違うと思います。このページでは、京丹後市の「道の駅くみはま」で購入したへしこの感想をレポします。

 

「へしこって何なの?へしこの味は?一度食べてみようかな」と思っている人の参考になれば嬉しいです!

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へしこって何?ぬか漬けにしたサバ

ぬか漬けされたへしこの写真

江戸時代の中ごろから食べられているという話もある「へしこ」。魚のサバを塩漬け&ぬか漬けにしたものです。

 

もともとは若狭地方(福井南部)、丹後半島(京都北部)に住む人たちの、保存食として食べられていたのだとか。寒い冬を乗り切る貴重な食べ物だったのでしょうね。当時のへしこの味と現代のとでは違うのかな。

 

ちなみに、一度聞いたら忘れられない「へしこ」という名前は、樽にサバを漬け込むことを、漁師言葉で「へしこむ」と言ったことに由来するそうですよ。

 

蒲入水産のへしこ(サバ)はノルウェー産

蒲入水産のへしこの原材料名の写真

後で気づいたのですが、買ったヘシコのサバはノルウェー産でした。郷土食と聞いていただけに、一瞬「えっ???」となりましたね。

 

でもこれ、珍しいことではないようです。調べてみたところ、多くのヘシコ取り扱い店で、ふつうにノルウェー産とうたって販売されています。サバの漁獲量が少なくなっているからでしょうか。

 

ノルウェー産のサバは脂がのっておいしいとはいえ、なんかこれは悲しい現状だなぁと思います。(別に輸入物が悪いと言いたいわけじゃないですが)

へしこの食べ方は?ぬかを洗い流しました

へしこの食べ方の表示写真

食べ方が記載されているので、初めて食べる場合でも大丈夫ですよ。

 

推奨されている食べ方は以下です。

  • ぬかを手で落とす(水で洗わない)
  • 5~6切れに切る
  • 軽く焼く

 

へしこの中身の写真

ぬかは手で落とす程度が、香ばしさが残りいいみたいだけど、よく洗い落とさないとぬかのニオイが気になって食べにくいと聞きました。

 

わたしもぬかは水で流す派(そんな派があるのか知らんけど)なので、へしこを洗ってぬかをよーく落とすことにしました。(へしこ通の人からはもったいないと言われそうだけど)

 

ぬかを落としたへしこを魚焼きに入れている様子

ぬかを落としたへしこを適当なサイズに切り、コンロ(魚焼き)で3分ほど焼きました。この切り方まちがってるだろうなぁ。ま、食べ方なんてなんでもいいんです。

【食べた感想】へしこの味は?

焼いたへしこの写真 お皿に盛ったへしこの写真

初めて食べるへしこの味。初めて口にいれた率直な感想は「しょっぱ!」です。(ま、そうでしょうね。長期間漬けてありますから)

 

まったくへしこの味に慣れていないこともあり、舌がびっくりしたのでしょう。塩抜きをしたほうがよかったのかな・・・

 

食べ始めにしょっぱく感じたので「数口多べたら無理かな・・・」と思ったのですが、食べ進むにつれ慣れてきて「あ、いけるかも」と思い始めました。独特の味だなぁ。

 

そのまま食べると塩からいのでご飯と一緒に。これが合う~!ご飯がモリモリいけます。ただ、塩分多いので、そんなにたくさん食べられるものではないですね。

 

食べた後に思いましたが、何切れかは、ぬかを洗い流さないでおけばよかった。焼いたときの香ばしさがもっとあっただろうなぁ。

茶漬けにするとへしこの味が出て美味い

へしこの茶漬けの写真

へしこの身をほぐしてご飯に乗せ、そこへお茶を入れてみました。へしこ茶漬け。

 

うぅぅぅ、美味い!これはいい!へしこの塩気が出た汁とお米をサラサラ~と食べられます。この食べ方はおすすめです。

 

へしこの味を楽しめそうなメニュー

へしこをより楽しむには、どうやって食べたらいいんでしょうか。思いつくメニューを書き出してみました。(試していません。美味しいかもと思っただけ)

  • おにぎりの具
  • まぜご飯
  • パンにのせる
  • へしこパスタ
  • へしこサラダ(ツナサラダのイメージ)

【京丹後市】へしこをどこで買えるの?

道の駅くみはまSANKAIKANの外観写真

道の駅くみはまSANKAIKANで買いました。

 

以下のサイトで書かれているへしこについての話が興味深く、へしこについて知りたいときの参考になりますよ。

田中平助商店

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