明治時代から食べ継がれている「舟和芋ようかん」を食べてみました。創業1902年(明治)の老舗・舟和が手がける、サツマイモを使ったお菓子です。
普段利用しているコープのカタログで注文しました。(コープってたまに日本の銘菓が載るのでいいですよ)
「まさに芋!」といえる素朴な味わいの芋ようかんです。各地のお土産菓子を600以上食べてきましたが、舟和芋ようかんは美味しい芋菓子としてオススメできます!食べた感想や美味しい食べ方を書いておきますね。
東京の「舟和 芋ようかん」。まさにイモの味。ようかんというものの、煉り羊かんのように寒天は入っていません。
そのまま食べても美味しいですけど、バター焼きにするとまた違った味を楽しめました!バリうまか。こんがり焼くのがおすすめ
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— 嶋田コータロー (@SRokota) 2019年3月20日
舟和芋ようかんってどんな和菓子?
舟和の芋ようかんは、その名前から想像できるとおり芋菓子です。
菓子名が「ようかん」となっていますが、一般的な羊かんのように寒天が入っているわけでありません。なので、羊かんをイメージして食べると「あれ?これ羊かんなの?芋やん」と思うかと。
芋ようかんのパッケージには「当時高価で庶民の口に入らなかった煉羊羹の代わりに考案したのが芋ようかんです」と書かれています。
私見ですが、いまではすっかり「代わり」としてではなく、独自の「ようかん」をつくっているように感じますね。
今回買ったのは5本入りで値段は648円。5本入りでこのぐらいの箱の大きさです。ちなみに最大24本入りまであるようです。
箱の中身はとってもシンプル!
箱の中身はシンプルですね。ま、羊かんってだいたいこんな見た目なんでしょうけど、箱がふつうの紙箱なので余計にそう感じたのかも。
舟和芋ようかんの原材料・賞味期限・保存方法
【原材料】
- 甘藷、砂糖、食塩
【日持ち】
- 2,3日
【保存方法】
- 10℃以下で保存
常温保存じゃないので要注意!
パッケージには気になる注意書きが。今回食べた芋ようかんはどうなんだろうか・・・
【感想】舟和芋ようかんは、まさに芋そのもの!
美味しさのあまり、5本の芋ようかんは我が家からすぐになくりました。それほどサツマイモ菓子を好んで食べない妻が「うわぁ~、これ美味しい!」とむさぼるように、美味しそうに食べていました。
厳選された芋を使ってるんだろうなぁという印象です。日持ちはわずか2,3日。賞味期限を長くするためにアレコレ入っていないということもあり、雑味がなく美味しいです。
まさに素材のみで勝負しているという潔さが見られ好印象。また食べたいと思えた芋の和菓子です!サツマイモが好きな人には一度食べてもらいたいなぁ。
【アレンジ】舟和芋ようかんの美味しい食べ方
舟和の芋ようかんは、そのまま食べてもとっても美味しいのですが、人によっては「味にちょっと変化をつけたい!」とかんじる人もいるかもしれません。
そこで!芋ようかんのパッケージに記載されている「羊かんのお召し上がり方」を参考に、アレンジしてみました。同じ食べ方が舟和の公式サイトでもオススメされています。食べ方は以下の2つ。
- オーブンで焼いて香ばしい焼き芋風にする
- フライパンで焼いてコクのある洋風にする
オーブントースターで焼いてみた
オーブントースターで焼いてみました。焼き時間ですが、5分以上焼いていたように思います。
よい焼き色がつくまでにけっこう時間がかかった印象です。表面がすこしカリッと仕上がり、中は熱々&ねっとり。焼き芋を食べているかのようで、甘みが増したかんじがしますね。
バター焼きにしてみた
フライパンでバター焼き芋ようかんにしてみました。バターは固形1個分ぐらい(8g)の量を使いました。
芋ようかん1本を半分にカットしてフライパンに投入。すべての面に焦げ目がつくように焼いていきます。めちゃくちゃいいニオイがしてくるので、途中で全部食べてしまわないように注意しましょう。
こちらも5分以上焼いていたと思います。弱火でじっくり焼いてバターをしみ込ませると、洋風芋ようかんのできあがり~。まろやかになって、また違った味を楽しめました!この食べ方おすすめ!
舟和芋ようかんは、芋好きにオススメできる!
サツマイモ好きであればきっとはまるであろう「舟和芋ようかん」。かなりクオリティが高いんじゃないでしょうか。もちろん、芋自体の美味しさが一番大事ですが、それ以外でも砂糖や製法なんかもよく考えられているんだろうと思います。
東京土産として利用できそうなオススメの芋菓子です!!
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