南九州の郷土菓子・あくまきの味は?初めて食べてみた感想

大黒屋のあくまきのパッケージ

南九州の郷土菓子「あくまき」。

鹿児島県の珍しい餅菓子として以前から名前を聞いたことがありました。ずっと気になっていまして、ようやく食べることができました。

食べてみた率直な感想は「そのまま食べると味がしない。砂糖+きな粉で食べるといける!」です!

あくまきをつくるお店はいくつもあるようですが、このページで紹介しているのは、鹿児島県・大黒屋のあくまきです。

「あくまきってどんな味?美味しい?甘いの?それとも苦い?」と気になっている人の参考になれば嬉しいです。

あくまきって何?材料は「もち米と灰汁」のみ

大黒屋のあくまきを手に持っている様子

主に宮崎県、鹿児島県の郷土菓子として知られている「あくまき」。

竹皮で包んだお餅を灰汁(あく)で炊いた餅菓子です。材料はもち米と天然灰汁のみ。

灰汁で炊いているというだけでもインパクト大なのですが、お店によってはもち米・竹皮それぞれをさきに灰汁に漬けるんだとか。

まさに灰汁づくしの餅菓子といってもいいですね。

あくまきの歴史を調べてみたところ、豊臣秀吉が朝鮮へ攻め込んだときに、戦いに参加した薩摩藩が食糧として持っていったという話が出てきました。

また薩摩の西郷隆盛が西南戦争(1877年)のときに保存食として用いたという話も。

数百年の歴史がありそうですが、いつごろから食べ始められたのかはわかりませんでした。(あくまき情報求む)

大昔は戦い時の保存食として使われていたあくまきですが、いまでは端午の節句(5月5日)の)につくるお菓子となっています。

ただ、ネット情報を見る限りでは、鹿児島のスーパーで季節に関係なく販売されているようです。

あくまきの食べ方は?カットするのが難しい・・・

大黒屋のあくまきの外装

あくまきは竹皮に包まれています。灰汁に漬けたものをすぐに袋に入れたのでしょうか、取り出してみると、べちゃっと濡れた状態です。

 

竹皮をはがした大黒屋のあくまき

巻いてある竹皮のサイズが大きくてちょっとビックリ。なかから茶色のお餅が出てきました。灰汁のニオイはしません。

とてもやわらかくてカットするのが難しかったです。包丁にあくまきがくっついて苦戦。もう少し固めでもいいじゃないかと。

【食べた感想】あくまきの味は?

灰汁で炊いてあるということで、食べる前から味がとても気になっていました。「餅菓子というぐらいだから、やっぱり甘いのかな?」「いや、でも灰汁を使っているから苦いのかも」「そもそも食べ物なんだろうか??」と気になって気になって。

そのまま食べるとあまり味がしない

大黒屋のあくまき

まずはカットしたものをそのまま食べてみました。食感はプルプルもちもち。

肝心の味は・・・「あ、味が、味が・・・しない。味がしない!」。

味覚がおかしいのかなとも思いましたが、一緒に食べた妻の反応も同じでしたので、限りなく無味に近いあくまきなのでしょう。

後味がすこしこんにゃくっぽい感じがしましたが。灰汁で炊いてあるとはいえ、苦味やえぐみはありませんよ。これは意外でした。

きな粉をかけるとわらび餅風

きな粉をまぶした大黒屋のあくまき

このまま食べ続けるのは無理と思い、おすすめの食べ方としてあげられていた「きな粉」をかけてみました。きな粉大さじ2+砂糖大さじ1

きなこをかけると和菓子感が増しますね。

食べ物を食べ物で例えるのもどうかと思いますが、あえて言うならば「わらび餅」です。

ただ、かけすぎると風味をきな粉にもっていかれしまい、灰汁の味わいが半減してしまいました。

ネット情報では醬油をかける、蜂蜜をかける、黒蜜をかけるなどなどありますが、鹿児島の人はどうやって食べているんでしょうかね。

灰汁で炊いて作るという、とても興味深く珍しいお菓子。郷土菓子に目がない人はぜひ一度食べてみてください~。

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