強烈なインパクトを放つ最中(もなか)を食べましたので紹介します。その名は「切腹最中(もなか)」
「えっ、切腹ってあの切腹?腹切りのこと?」って思いました?
思わず聞き返してしまうネーミング、そして思わず三度見してしまう最中の出で立ちです。
じつは謝罪の定番土産として、とくに東京では大活躍しているそう。
味にもこだわって作られていて美味しいので、手土産にオススメできます!
このページには、切腹最中の人気ぶりについて、また食べた感想を紹介しています。
切腹最中が気になる人の参考になれば嬉しいです!
昨日出演した番組で紹介した、東京新橋にある新正堂の「切腹最中」
いまや謝罪の定番土産。店主さんにお聞きしたのですが、切腹最中を求めて、開店前からサラリーマンが5,6人並ぶこともあるのだとか。
取り寄せて食べてみたんですが、あんこのボリュームにびっくり!あんこ美味しい~。 pic.twitter.com/O2eCmnlWPb
— 嶋田コータロー (@SRokota) May 26, 2020
切腹最中とは?謝罪の手土産に使う人が多い!
切腹最中は、東京港区新橋にある和菓子屋「新正堂」が手がける最中。30年前から販売されています。
いまでは謝罪の定番土産として知られていますが(東京では)、もともとはそんな目的で作られたわけではありませんでした。
そもそも切腹というネーミングの発想は、忠臣蔵にまつわる話からきています。
じつは、お店のある場所が、忠臣蔵に登場する浅野内匠頭(あさのたくみのかみ)が切腹した跡地なんです。
そこから発想を得て「忠臣蔵にまつわることがお菓子を通じて話題になれば」という思いで作られたのが始まりなんですよ。
開店前から客が並ぶ!いまでは謝罪の定番土産に!
商社マンが謝罪の手土産に利用して相手に許してもらったという話が広がり、その後少しずつ認知されていった切腹最中。
かつてリクルートが発行していたフリーペーパー「R25」の第2号で、お詫びの品ランキングで、とらやをおさえ、堂々の1位に輝いたこともあるそうです。
お店の方から直接お聞きしましたが、購入層は30~50代のサラリーマンが多いんですって。
最中のビジュアルからしても、女性より男性ウケがいいんでしょうね。
お店の開店9時より前に、5,6人が並んで待っている日もあるのだとか。
いや~すごい人気。っていうかそんなに謝りに行く人が多いのにびっくりしました笑(失礼。いろいろ事情がありますからね)
わたし自身は「手土産に持参するには、ちょっとふざけてる感じにならない?」と心配するのですが・・・・・・
ま、これだけ愛用されているわけですから、受け取る相手の反応もよいのでしょう。謝罪という緊張の場が和むのかもしれませんね。
【食べた感想】はちきれんばかりのあんこが美味しい!
▲1個のサイズはこのぐらい
切腹最中にまつわる話はここまでにして、中身の紹介をしますね。
インパクトがあるのは名前だけじゃなくて見た目も。
あんこが最中の皮に収まりきれていない!というか、収めようとしていない!!笑
皮がパカッと開いていて、まさに切腹状態。見てるだけでお腹いっぱいになりそうですね。
キラリと光る艶のあるあんこはボリューム満点。食べてみると、ネーミングやビジュアルだけを売りにしていなのがわかります。あんこが美味しい!ん~、しっかり丁寧にあんこを作りこんでいる印象をうけますぞ。
食べ進むと、最中からあんこがはみ出している別の理由がわかります。
そう、あんこの中にやわらかい求肥が入っているんです。そこそこ大きい求肥にあんこたっぷり、そりゃ最中に収まりきれないワケだ。
小豆の粒がしっかり残っている小豆あんで、食べごたえ十二分でした!
話題性十分、きちんとした箱入り、そして味も確かなので手土産にオススメできますよ~。
おそらく地方ではそれほど知られていないでしょうから、謝罪の手土産に利用したら珍しがってもらえそうですね。(ユーモアが通じず怒られるかもしれないが)
▼中身のあんこばかりに注目したので、最後に後姿をのせておきます
切腹最中の原材料、価格、消費期限
【原材料】
- 砂糖、国産小豆、白玉粉、もち米、水飴、寒天
【価格】
- 1個230円(税込)
- 5個入り1,452円(税込)
上記のほかに、10個、15個、20個入りがあります。
【消費期限】
- 7日間
切腹最中はどこに売ってるの?ネットでも買える?
新橋にある新正堂のほか、羽田空港や日本橋高島屋などで販売されています。取り扱い店の詳細については、公式サイトの『切腹最中』取扱店情報で確認してください。
ネット通販なら新正堂オンラインショップで買えますよ。アマゾンにも出品されていますが、公式サイトのものより2,000円も高いのでご注意を!(正規品じゃないのかな)
以上、切腹最中の紹介でした\^o^/
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