こんにちは!おみやげライターの嶋田コータロー(@SRokota)です。
おみやげサイトOMIYA!で自分が食べたものの中から、これは!と思うものを紹介しています。
今日のお土産は兵庫県三木市の「長治煎餅」です。
今回は長治煎餅をつくっているお店に行ってきましたので紹介しますね!兵庫県三木市にある東中常盤堂さんです。
長治煎餅とは?
長治煎餅は卵、小麦粉、砂糖、ベーキングパウダーのみを使用していて、とてもシンプルなのが特徴。
戦国時代に兵庫県三木市を治めた、別所長治にちなんだせんべい菓子ですよ。別所長治はいまから430年以上も昔の人物。
兵庫県の地域ではとても有名な大名で、三木市には別所長治の銅像があります。
そんな別所長治を後世に伝えているのが、創業大正9年の東中常盤堂。長治せんべい一筋、約100年の長い歴史のある老舗です!
わたしが訪問したときは、3代目当主と後継者となる4代目の方にお会いました。突然訪ねたにもかかわらず、快く作業場を見せてくださいました。
東中常盤堂の外観と店内
店内に入ってすぐのところに長治煎餅が陳列されていますよ。お店の看板のとおり、商品の種類は長治煎餅のみです。
そのかわりといってはなんですが、入り数はバラエティ豊か。6袋12枚入り~60袋120枚入りと幅広くあるので、用途にあわせて選べるので便利だと思います。進物用にもぴったりですね。
東中常盤堂の作業場と製造工程
お言葉にあまえて作業場を見せていただくことにしました。長治煎餅をつくるまでの工程はとてもシンプルです。
こちらが原料。ぼくが訪ねたときはもう製造が終わっていて、この原料は明日使用するものだとおっしゃっていました。製造工程を教えていただきましたよ。卵、小麦粉、砂糖が入っています。
この鉄板に原料を流し込みます。
鉄板のふちの高さ5ミリを超えないように流し込むそうです。
こちらの窯を使用して180度ぐらいで焼き上げます。しまった、焼く時間をお聞きするのを忘れてました・・・。焼き上げた直後のまだやわらかい状態のうちに、切っていくそうです。
そうやってできた長治煎餅がこちら。厚さわずか5ミリの焼色のいい長治煎餅です!!
サクサクッとした食感で、卵の風味が強い甘い煎餅です。せんべいと言っても重い感じはなく、軽めで2、3枚は食べられますね。1袋2枚入り、1つのサイズが小さいので食べやすいですよ。
長治煎餅の製造現場を初めて見ることができ、興奮しました!突然の訪問にもかかわらず、快く応じてくださった東中常盤堂さん、本当にありがとうございました!!
長治煎餅のおすすめポイント
- 原材料がシンプル:「卵・小麦粉・砂糖・ベーキングパウダー」のみ
- 素朴な味わいで飽きがこない
- 兵庫県の一部でしか取り扱っていないので、希少価値のあるお菓子(ネット販売なし)
- 歴史好きにはたまらないお土産
シンプルで素朴な長治煎餅をぜひ一度食べてみてください!長治煎餅について、お土産サイトOMIYA!に寄稿しました。
▼長治煎餅の由来となっている別所長治の像が三木城跡にありますよ。
東中常盤堂の場所
定休日は日曜日、近隣に駐車場はありませんので注意してくださいね。
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