写真は兵庫県三木市にある三木城跡からの眺めです。戦国時代が好きな人であれば、一度は行っておきたい城ではないでしょうか。
わたしは3度ほど行きまして、3度目にしてようやく三木城跡やそこからの眺めをいい感じで撮ることができました。
「三木城跡に行ってみたい!」「行きたいけど遠すぎるから無理!せめて雰囲気だけでも味わいたい!」そんな人の参考になればと思い、写真と動画を残しておきますね。
周辺情報も書いていますので三木観光の参考にどうぞ。
三木城跡~秀吉によって陥落した城
三木城本丸跡の敷地内。入場は無料でいつでもだれでも入れます。(受付などないので自由)
お城があったときと同じように造られたのかはわかりませんが、城郭があります。
こちらは三木城跡にある別所長治の像です。室町時代に現在の兵庫県三木市を治めた大名。1558年~1580年まで生きたといわれています。
三木市を治めた別所一族のなかでは一番知名度が高い武将かな。三木城は1400年代後半に築城された城で、それ以降、別所氏が治めました。
三木城の想像図。「もしかしたらこういうふうに建ってたのかも・・・」と想像をもとに描かれた図です。
三木合戦(織田信長VS別所長治)
三木城は三木合戦が行われた場所として有名です。三木合戦とは、1578年から1年10ヶ月も続いた戦い。
「中国地方を制圧するぞ!」という織田信長の命令を受けてやってきた秀吉との一戦です。
別所長治は、一旦、織田信長に従ったんですが、その後反逆したため攻撃の対象となりました。これが悲惨な戦いになった。
秀吉は兵糧攻めで三木城を攻撃したんです。そんなことから、三木合戦は「三木の干殺し」とも呼ばれています(飢え死に)
結局は地元民の命と引きかえに、別所長治・一族が自ら命を絶ちました。亡くなったときは23歳だったといわれています。
三木合戦のシーンが描かれています。ぜひ間近で見て欲しいです。わたしは別所長治のことよりも、食べる物がなく死んでいった民衆のほうを思う気持ちが大きいです。
いつの時代も、権力に振り回され犠牲になるのは一般市民。別所長治が織田信長に反逆していなかったら、歴史はどう変わっていたのでしょうか。
三木城跡からの眺め
階段を上ったところに別所長治の歌碑が置かれています。ここから三木市を眺めることができます。
桜の季節には川沿いに桜が咲くので、とてもいい景色を楽しめますよ。
三木城の向かい側から撮った写真です。(1月、17時ごろ撮影) 右上に城郭があるのがわかるでしょうか。タイミングがよければ神戸電鉄が走るのを見れますよ。
【動画】三木城跡から見える三木市の眺め
三木城の本丸跡から見える三木市の風景です。
三木城跡への行き方・駐車場・最寄駅
車で行く場合
三木城跡には専用の駐車場はありませんが、周辺に数台止められるスペースはありますよ。
電車でいく場合
最寄駅は「神戸電鉄 上の丸駅」です。上の丸駅からは歩いて3分。
三木城跡の周辺情報
三木市のお土産として有名なのが、別所長治にちなんでつくられた「長治煎餅」。三木城跡から車で5分、歩いて15分のところにお店があります。下はお店へ製造元・東中常盤堂へ行ったときのブログです。道の駅みきでも買えます。
→【兵庫県三木市のお土産】長治煎餅は卵風味たっぷりの昔懐かしいせんべい
三木城跡から車で10分の場所に竹中半兵衛の墓がありますよ。
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