かんころ餅はどうやって食べるの?食べ方やアレンジレシピの紹介

かんころ餅と書かれた文字の写真

このページではかんころ餅の食べ方を紹介しています。

 

これまで20店のかんころ餅を食べてきました。(長崎県にはかんころ餅をつくるお店が50ほどある)

 

ゆでて干したサツマイモ、餅米、砂糖などを入れてつくる、とってもシンプルで芋の味わい豊かな郷土食。もしかすると、長崎土産としてもらったことがある人もいるのではないでしょうか。

 

テレビ番組でもたま~に(ホントにたまにだけど)取り上げられるため、名前ぐらいは聞いたことがある人もいるかもしれませんね。

 

そんなかんころ餅ですが、時々「かんころ餅ってどうやって食べるの?」という声を耳にします。

 

そこで!長崎県出身で数々のかんころ餅を食べてきたわたしが、かんころ餅の食べ方を紹介していきます!食べ方の参考にしてもらえれば嬉しいです。

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かんころ餅の食べ方は?焼いたほうが美味しい!

お皿に乗ったかんころ餅の写真

かんころ餅の食べ方としては以下がオーソドックスです。

  1. 焼かずにそのまま食べる
  2. トースターorフライパンで焼いて食べる
  3. バター焼きで食べる

かんころ餅は、大体どのお店でも、上写真のように丸みを帯びた横長の形状をしています。サイズは15~20cmのものが主流です。

 

そのまま食べるにしてもトースターなどで焼いて食べるにしても、1cmぐらいにカットするのをおすすめします。

 

大きくても2cmまで。それ以上になると、焼き加減が難しくなりますので注意しましょう。(なかなか柔らかくならない)

 

この後に書きますが、「焼く」のと「焼かない」のとでは、味わいに大きな違いがありますよ。

 

1~3の食べ方で、どの程度芋の味わいや餅のもっちり感が変わってくるのでしょうか。星マーク5つを最高ポイントとして、それぞれを判定してみました。

 

味覚は人それぞれですので、あくまでも参考の一つとして受け取ってもらえればと思います。

①かんころ餅をそのまま食べる

かんころ餅を1cm幅にカットした写真

まずはそのまま食べる方法です。方法といっても難しいことは何一つありませんし、技も何もありません。

 

開封後1cmずつぐらいにカットして、パクッと食べる方法。(これを方法というのか疑問だが)

 

焼いていないので、餅のもちもちした食感はありません。お店によっては、焼かなくても割りとやわらかいかんころ餅もあります。

 

が、ほとんどのお店のかんころ餅は手触りは固めで、そのまま食べると硬くてぼそっとしています。ただ、芋の風味は、焼かないほうが意外と感じられるんじゃないかなぁ。

  • 芋の味わい:★★★★★5
  • もっちり感:☆☆☆☆☆0
  • おすすめ度:★★☆☆☆2

②かんころ餅を焼いて食べる

かんころ餅をトースターで焼いている様子

かんころ餅の定番の食べ方は「焼く」です。焼いて食べると確実に美味しさがアップします。香ばしさ、焼き芋のような味わい、餅のもっちり感が増しますのでおすすめです!

 

焼き方はとっても簡単。1cmにカットしたかんころ餅をトースターに入れて、約5分間焼くだけです。ちょっと焦げ目がついてやわらかくなるぐらいが目安。フライパンで焼いてもオーケーです!

 

かんころ餅の中には、ぷくっと膨らむかんころ餅もあれば、微動だにせずほとんど膨らまないものもあります。これはお店によってかんころ餅に入れる芋・餅・砂糖、それぞれの配合の分量が微妙に違うからでしょう。

  • 芋の味わい:★★★★☆4
  • もっちり感:★★★★★5(*お店によってもっちり感は違います)
  • おすすめ度:★★★★★5

 

焼いたかんころ餅を割いた写真

熱々のかんころ餅を割いてみると、やらか~くなり、芋のねっとり感も復活します!焼いて食べるかんころ餅は最高ですよ~!!

③【アレンジレシピ】かんころ餅をバター焼きで食べる

3つ目のかんころ餅の食べ方は「アレンジ」です。

 

焼いて食べるかんころ餅は美味しいものの、たくさん食べればちょっと飽きてくるかもしれません。そんなときはバター焼きかんころ餅をつくってみましょう。

 

バターをいれることで、素朴な田舎の芋菓子からちょっと都会っぽいおやつ(どんなイメージや)に変化しますよ!

 

材料と調理道具

カットしたかんころ餅の写真

  • カットしたかんころ餅
  • バター
  • フライパン

*バターはかんころ餅の数に合わせて好みの量で。市販の固形タイプを1つ、2つ入れるとよいかと思います

 

レシピ

作り方はとっても簡単。以下の手順でつくります。

  1. フライパンにかんころ餅を置き、弱火で焼く
  2. 焼き色が両面につくぐらいに焼く
  3. 柔らかくなればオーケー
  4. バターを投入しかんころ餅と絡め合わせる
  5. 皿に乗せ食べる

 

フライパンに乗せたかんころ餅の写真

弱火でじっくり焼きましょう。

 

かんころ餅とバターを絡めている様子

両面に焦げ目がつき、すこしやわらかくなったらバターを投入。よーく絡めましょう!

 

バター焼きのかんころ餅の写真

あとは皿に乗せて食べるだけ。バターのいいニオイが漂ってきますよ。バターがくわわることでまろやかさとコクが出ます。バターの香りとさつまいもの味は相性もいい!

 

しっかり焼いたので表面はちょっとこんがり、そして中はもちっとやわらかい。ふつうに焼いて食べるのに飽きたら、バター焼きで変化をつけてみてはいかがでしょうか。バターが十分に絡んで、焦げ目が香ばしくて美味しいよ~!!

  • 芋の味わい:★★★★☆4
  • もっちり感:★★★★☆4(焼き加減による)
  • おすすめ度:★★★★☆4
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かんころ餅の食べ方まとめ

かんころ餅の食べ方をまとめておきますね。

  • 焼かずにそのまま食べる
  • トースターorフライパンで焼いて食べる(焦げ目がつくぐらい)
  • バター焼きで食べる

 

アレンジレシピは、今後またあらたに見つけ次第、追記しますね。このページで紹介した以外で、「この食べ方は美味しいよ!」という、かんころ餅の食べ方がありましたら、ぜひご一報いただければ嬉しいです。それでは、美味しいかんころ餅タイムを!

 

以下、かんころ餅の食べ方で参考になるサイトです。

簡単で美味しいかんころ餅の食べ方はどれ?【宇久町観光協会】
おいしい食べ方【真鳥餅店】

 

▼15種類のかんころ餅を食べた感想を書いています。かんころ餅選びの参考にしてください。

▼かんころ餅を販売しているネットショップ一覧です。通販で買うときの参考にどうぞ。

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