世界遺産の長崎県平戸市「春日集落」へ行った際に、案内所「かたりな」でお土産を買ったので紹介します。
長崎県の郷土菓子「かんころ餅」。茹でて干したサツマイモともち米をついてあり、素朴な味わいが魅力的です。2019年4月に誕生した春日集落のお土産ですよ~。
集落案内所「かたりな」の入口にある、かんころ餅ののぼり。
春日集落のかんころ餅には棚田米が使われている
▲春日集落の棚田 丸尾山から撮影
「平戸春日米のかんころ餅」は、その名のとおり、春日集落のお米を使ったかんころ餅です。春日集落の田んぼは棚田でして、田植え後しばらくしてから見られる、辺り一面が緑色になった田んぼは絶景ですよ。
春日集落の棚田は田植えの時期が早く、わたしが行った6月にはすでに綺麗な緑色じゅうたんになっていました。そんな春日の棚田で育ったお米とサツマイモの組み合わせで、とてもシンプルな郷土食です。
余談ですが、平戸のサツマイモ歴史は古いということを知ってました?じつは、平戸にさつまいもが伝来したのは1615年。ウィリアム・アダムズが琉球(いまの沖縄)で入手した芋を平戸に持ち込んだとのことです。
売店でも「かんころ餅」ののぼりが目立っていました。春日集落イチオシのお土産。春日集落だけじゃなくて、わたしもオススメします。ホント一度食べてもらいたい!
【食べた感想】さつまいもの味わいが強く深い!
平べったい春日米かんころ餅。焼かずに食べられますが、トースターなどで焼いて食べると美味しさ2倍以上増し。春日米かんころ餅は、さつまいもの味を強く感じます。
焼き芋を食べたときの味わい。餅のもっちりさよりも、芋のねっとりさが前面に出ています。さつまいもの量が多いのでしょうね。
なので、焼いても全然膨らみませんでした。春日米かんころ餅はさつまいもをしっかり味わえて、とても美味しかったです!
要望というか、もうちょっとこうすればより魅力的ということを1点。
形を変えましょう!平べったいかんころ餅よりも、「餅」の部分がイメージできるように、見た目にもふっくら感を出すと、よりそそると思います。
いまの薄いタイプは持ちやすくていいんですが、かんころ餅といえばぼてっとした形が魅力です。ミニサイズで売るのであれば、ゆで卵型の真空パックはどうでしょうか。もう少し厚みがあればいいのではないかと!
- 値段:1つ240円。5つ入った箱入りタイプも見かけました。
- 賞味期限の目安:購入日2019年6月、賞味期限日2021年5月
春日米かんころ餅を買った場所
春日集落案内所「かたりな」で買いました。春日米かんころ餅を手がけているのは、佐世保市早岐町の草加家です。草加家でも買えますよ。
- 住所:長崎県平戸市春日町166-1
- 電話番号:0950-22-7020
- 開館時間:8:30~17:30
- 休館日:12月31日~1月3日
- 駐車場:あり
- 公式サイト:平戸観光協会
以下のブログで春日集落の棚田へ行った感想を書いています。
→【世界遺産】長崎県平戸市の春日集落へ!棚田の景観がキレイで癒やされました
「かんころ餅」をつくるお菓子屋さんはたくさんあります。以下のブログで15種類を食べた感想を書いています。
→長崎の郷土菓子「かんころ餅」ランキング!15種類を食べ比べてみた感想
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