こんにちは!嶋田コータロー(@SRokota)です。
文筆家・エッセイストの甲斐みのりさん(@minori_loule)が書かれた「乙女みやげ」を読みました。
「乙女」となっていますが、40前のおじさんが読んでも十分楽しめます。
本の冒頭では乙女についてこんなことが書かれてます。
人を想い、旅を楽しみ、日常を慈しむその気持ちこそ、乙女心。そんな気持ちのもとに選んだすべてが、〈乙女みやげ〉となるのです。
乙女みやげより引用
あぁ、わたしも十分乙女ごころ持ってますな。(えっ?気持ち悪いって?)
きゃぴきゃぴした本ではなく、しっとりした感じでお土産が紹介されています(しっとりってどんな?)
甲斐みのりさんが各地を旅して、また東京のアンテナショップを巡って購入されたお土産の数々を写真付きで楽しめるんです。
お菓子だけではなく、工芸品や珍しいパッケージなんかも。
いろんなお土産を見てると、自分もお土産探しの旅に出たくなってきます。
本をとおして、甲斐みのりさんは本当にお土産を探すのが楽しくてたまらないんだろうなぁ、好きなんだろうなぁというのが、すごく伝わってきます。
あまりに楽しかったので、甲斐さんのほかのお土産本を3冊と、甲斐さんが影響を受けたという、池波正太郎さんと植草甚一さんの本も購入しました。届くのが楽しみです。
ちょっと話がそれますが、わたしはいろいろなお土産本があっていいと思うんですよね。
旅が好きな人やお土産探しが好きな人は大勢いますけど、それぞれ好みが違いますから、選ぶものも違うでしょう。
仮に、そういう人が集まってですね、皆で大分の温泉地・湯布院へ行って「はい、それではいまから1時間で自由にお土産を選んできてください」なんていうイベントをしたら、絶対選ぶお土産はそれぞれ違うはず。独自チョイスのお土産が集まることでしょう。
だからですよ、大勢のお土産好きの人によるいろいろなお土産本があれば、きっとおもしろくなるんじゃないかと。
全国の有名・無名いろいろな物が発掘されることでしょう。
いまでもお土産・手土産、和菓子・洋菓子の本や雑誌はありますが、まだまだまだまだまだまだ知られていないモノがたくさんあるはずです。
お土産本が増えるといいなぁ。
わたしが書くなら、お土産パッケージ本ですかね。包装紙や箱が好きで集めてますんで、それがもっとたまったらいつか紹介したいと思っています。
話がそれましたので、甲斐さんのお土産本に戻して、記事を終わりますね。
乙女みやげを読んで、ほしいお土産、訪れてみたい場所ができましたので、機会を見つけて行こうと思います。
ちなみに今月末は、おみやげサイトOMIYA!運営者の松本博樹(@peter0906)さんと兵庫県北部へお土産探しの旅に行ってきます~。
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