伊勢名物「赤福餅」は、なぜいまも変わらず人気があるのでしょうか。
昨日、こんなニュースをTwitterでシェアしました。赤福餅が新商品(?)として4種類の餅を販売するというもの。
【赤福餅好きの人に朗報】
7月15日から4種の赤福餅が販売されるとのこと!!白福餅・・・じゃなくて白い赤福餅が食べられる~!茶:通常の
黒:黒糖
緑:大麦若葉
白:白小豆・手亡豆=「4色の赤福餅」7月15日から販売へ 菓子博限定販売の「白い赤福」話題受け商品化 https://t.co/M35boXWiNt
— 嶋田コータロー (@SRokota) 2018年7月1日
投稿後の反響が大きかったですね。ハートマークの数字は、それを見た人が「このニュースいいね!」と反応した数です。
決して写真映えするお菓子ではない。若い世代に圧倒的な人気があるわけでもありません。だけどこの反響です。赤福餅の偉大さを感じます。(大げさか?)
昨年、2個入りの赤福餅があることを投稿したときには、それ以上でした。ハートマークの数がすごい↓
2個入りの赤福餅は手のひらサイズ。一人で食べるのにぴったり!パッケージもちゃんとしててこれはいい! pic.twitter.com/xVYGQENrQz
— 嶋田コータロー (@SRokota) 2017年11月8日
なぜここまで愛されるのでしょうか。
あたりまえだけど、やはりなによりも食べた人が「うまい!」と感じるからでしょう。そうでなければここまで長く広く愛されることもないはずです。
餅にあんこをのせた、とてもシンプルな餅菓子。わたしも大好きです。
餅とあんこの量の絶妙なバランス。これ以上餅が大きくてもいけないし、これ以上あんこが多すぎてもよろしくない。パクッとひと口で食べたときの、口の中に起こるあんこ快感。
そして、一つだけでは微妙にもの足りなさを感じ、もう一つと手を伸ばすときの胸の高鳴り。できれば一箱全部をひとりで食べてしまいたくなる、自分のなかにうずまくあんこ欲。もうたまりませんね。
食べたときにおきる気持ちは人それぞれだろうけど、赤福餅ファンのだれもが「うまい!」と感じることだけはたしかでしょう。
このうまい餅が親から子へ、子から孫へとじょうずに食べ継がれてきたというのも、赤福餅が確固たる地位をきずき人気を博している理由だと思います。歴史や由緒も関係しているでしょうね。
創業1707年の赤福。幕末には伊勢名物として赤福餅の名があがっていたとのことです。明治天皇に献上され、そのご皇室に定期的に納入された歴史ももちます。
そんな歴史などもさぐっていけば、赤福餅が愛される理由を深くしれるでしょうね。
「日本を代表する土産 赤福餅が愛される理由にせまる」なんていうノンフィクションを書きたくなりますね。書きたくなるというか調べたくなるというか。赤福や赤福餅に1年ぐらい密着してみたいです。赤福餅研究家なんてどうでしょう。
あぁ、このさい赤福餅になってしまいたい。
赤福餅が愛される理由。それは一人一人が自分の赤福愛と向きあい、一生をかけて探求していかなければならないことだろう(まじめか!)
▼こちらの記事にも赤福餅のことを書いてますので、ぜひ読んでみてください
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