こんにちは!
おみやげライター嶋田コータロー(@SRokota)です。
昨年(2017年12月)、地元長崎への帰省のおり、平戸市まで足を伸ばし熊屋さんという和菓子屋へ行ってきました。
地元ながら、熊屋さんのことを知らなかったわたし。
知るきっかけになったのは、和菓子バイヤーの畑さんの「ニッポン全国 和菓子の食べある記」という本です。
長崎県平戸市の名物「ごぼう餅」。
平戸でごぼう餅を作るお店はいくつかありますが、これは熊屋さんの。
もちもちで素朴な味が旨い!こちらのお店のことは、和菓子バイヤーの畑さん(@wagashibuyer )が執筆された本で知りました。 pic.twitter.com/k08MZ16zo9
— 嶋田@おみやげライター/編集長 (@SRokota) 2017年12月23日
平戸銘菓・牛蒡餅のことは昔から知っていましたが、熊屋さんのことは初耳。これは行かんば!ということになり早速行くことにしたのです。
平戸市の牛蒡餅本舗・熊屋
熊屋さんは創業から220年以上経つ老舗です。平戸の地でいまなお美味しいお菓子をつくり続け、お土産としても愛用されています。
長崎県平戸市は南蛮貿易の拠点なっていた地域で、いち早く海外との接触をもっていたんですよ。「南蛮由来=長崎、カステラ」というイメージがつよいですが、じつは南蛮由来=平戸といってもいいかも。
▼熊屋さんのお店の向かいにある工房
お菓子はお店の向かいにある工房でつくられています。
熊屋の代表銘菓「牛蒡餅」
熊屋さんの代表銘菓はなんといっても「牛蒡餅」。
「平戸に来て牛蒡餅を食べないなんて考えられない!」とだれかに言われそうなほど、平戸といえば牛蒡餅です。
写真の牛蒡もちは5種類の味でして、黒糖・白糖・抹茶・桜・塩味です。
わたしはやっぱり黒糖が好きだなぁ。じつは子供のころ、牛蒡餅を何度か食べたことがあります。(どこのお店のだったか覚えてませんが)
小学2,3年生のころだったと思います。母の知人で平戸出身の方がおられて、時々いただいた記憶があります。
子供ながらすごく美味しく感じてましたね。牛蒡餅はどちらかといえば、大人、年配の方が好みそうな餅菓子ですが、子供のわたしはそのときからはまってましたね。
今回、久しぶりに食べまして、昔とかわらない素朴な餅。「そうそう、これこれ」と言いながらおいしくいただきました。
長崎旅行するなら平戸まで足をのばして、ぜひ牛蒡餅をたべるのをおすすめします。
ちなみに、わたしがライターの仕事をしている、おみやげサイトOMIYA!でも牛蒡餅を紹介しています。→牛蒡餅を食べた感想記事
熊屋にはイートインスペースもありますよ
いろりのあるイートインスペースもあります。イートインスペースを利用して、麩まんじゅうをいただきました。
生麩の生地でこしあんを包んだまんじゅうで、もっちり感があって絶品。人気商品とのことですよ。麩まんじゅうのやわらかさ、もっちりさは独特ですね~。
バラでオランダボーロというお菓子を購入。
オランダボーロのことも畑さんの本にのってました。お店で見つけて「あ、本にのってたお菓子や」と迷わず購入しました。
プレーン、エダム、クリームチーズの3種類が使われていて、濃厚なチーズの味わいです。チーズが好きな人は、はまりそう。
カスポールというお菓子も見つけました。
平戸名物・カスドースとよく似たお菓子です。カステラに卵黄をからめて揚げたもの。とっても甘~いのが特徴ですよ。でもカスドースのほうが甘いかも。
カスドースって何?という人は、おみやげサイトOMIYA!の蔦屋カスドースの紹介記事をどうぞ。
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初めて熊屋さんを訪れて、お店や店員さんの雰囲気もよく、またぜひ行ってみたいと思いました。
ほかでは食べられない、南蛮風で珍しい数々のお菓子を楽しめる魅力的なお店ですよ!
熊屋の場所・営業時間
▼「熊屋」とかかれた緑の暖簾が目印
店舗情報
- 住所:長崎県平戸市魚の棚町324
- 電話:0950-22-2046
- 営業時間:8:30〜19:00
- 定休日:無休
- 公式サイト:熊屋
- 駐車場:お店向かい側に数台分
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