丹波篠山の「一会庵」へ。囲炉裏を囲んで食べるそばが美味しかった！

昔ながらの田園風景が多く残る丹波篠山市。そんなのどかな町にたくさんある蕎麦屋のうち「一会庵(いちえあん)」へ行ってきたので紹介します。

なんと、お店は移築してきた築300年の古民家！そば・店内の雰囲気ともに、とってもよかったです！

【食べた感想】一会庵のそばはコシがあって硬め

一会庵のそばメニューはとてもシンプル。「そば、そばがき、そばがきぜんざい」のみです。

天ぷら食べたいなぁとか、ご飯物ほしいなぁとか、そういう人にはちょっともの足りないかもしれませんが、逆にあれこれ迷わずさっと注文できるのでよいかと思いますね。ちなみに、そばは十割だそうです。

夫婦2人でそば切りとそばがきを注文しました。一会庵のそばは、思ったよりもそばにコシがあり硬めです。

わたしはジャンルを問わず麺は硬め派なんですが、そんなわたしでも「おっ、ちょっと硬いな」と感じました。その分、しっかりごたえがあり、噛むほどにしっかりとそばの風味がしてきます。

そば湯もおいしゅうございました。

こちらがそばがき。麺じゃなくて、塊状のそばと思ってもらえれば。わたしは麺よりもそばがきのほうが、そばの風味を強く感じました。

食感はもっちりしてます。のびない餅のようなかんじかな。麺と違って、これもまたいいですね～。

いまではそばがきを出してるところってあんまりないですよね。別にこどものころに食べてたわけじゃないのに、なんだか懐かしい気分になりました。めちゃ素朴な味わい。

一会庵に行こうと思ったのは、この外観に引かれたから。なかなか見れない茅葺屋根の古民家。丹波篠山市ののどかな風景にぴったりの民家です。思わず写真を撮りまくりました。

2018年～2019年にかけて葺き替えられた屋根。下から見ると、その厚みがよくわかります。よ～できてるわ。

入口の雰囲気もいいですよね～。

店内はすべて畳み部屋で、木の香りがする和のお部屋。こんなかんじの席が、上写真ともう1ヶ所ありました。写真を載せてませんが、1ヶ所テーブル席があるので「膝が痛くて畳みにゃ座れないよ」という人はそちらがよいかと。

囲炉裏席は2ヶ所ありまして、1つは4人掛け。もう1つは大人数用です。

4人掛けの囲炉裏席。わたしたちは2人だったので相席になりました。

囲炉裏の席から見えるところに、そば打ち場があります。タイミングが合えば見れるのでしょうか。

一会庵はそばの味と雰囲気がいいということもあり、人気の蕎麦屋さんのようです。

わたしたちは開店30分ぐらい前に行ったんですけど、すでに4人並んでました。(わたしたちの後にもすぐに4,5人来ました)　平日なのにあっという間に満席になってましたよ。

好きな席に座りたいのであれば、早めに行くのをおすすめします。とくに囲炉裏の席は人気みたいですし。お店は少人数でやっておられるようでしたので、混雑時はいろいろな面で気長に待つ覚悟をしておくとよいかと。

山々と田んぼに囲まれたなかで食べるそばは美味しかったです～。(そばがきぜんざいを食べればよかったと、ちょっぴり後悔している)

メニューは以下の3品とビールのみです。(値段は2019年4月時点の情報)

お店周辺の風景。めちゃのどかで癒やされます^^

以下のブログで、わたしが行ったことのあるそば屋5軒の情報をまとめています。そばの食べ歩きをしたいときの参考にどうぞ^^/