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長野県「小川の庄」で初めて焼きおやきを食す

小川の庄 おやき

こんにちは!嶋田コータロー(@SRokota)です。

 

きょうは長野に来ています。わたしが仕事をいただいているOMIYA!の編集部で集まろうということになりまして。長野にライターさんがおられることもあり、一同長野に集結するのです。

 

予定日より早めについて、長野で諸国饅頭記をやろうと思ってですね。限られた日数なので、そんなに何軒もいけないだろうけど、長野のまんじゅうを楽しみたいです。

 

と、まんじゅうの話は別にするとして、こちらは「おやき」の話。

 

おやきがなにか知ってます?

 

冒頭にあるまんじゅうのような食べ物こそ、長野の郷土食「おやき」なのです。

 

長野といえばおやきと言ってもいいぐらい、地元に根付いた食べ物。小麦粉やそば粉でつくった皮の中に具をつめて、蒸したり焼いたりして食べます。具は野菜もあるんですって。

 

まんじゅうのようだけどまんじゅうではない。長野の人からすると、おやきとまんじゅうは違うそうです。

 

きょう善光寺周辺を散策したのですが、おやきののぼりをあちこちで見かけました。長野でしか見られない光景。こういう、ここだけの光景・風景というものを、最近とくに大事にするようになりました。

 

ただの観光スポットね、ふ〜ん、と言って通り過ぎないようにしています。

 

きょうは善光寺表参道沿いにある小川の庄 大門店にはいりました。

小川の庄 おやき

おやきを焼くいろり

こちらのお店では囲炉裏にかけた焙烙(ほうろく)と、手前のものを使って焼いています。この手前の道具を何というのでしょうか??

▼焙烙(ほうろく)

焙烙(ほうろく)

まず焙烙で生地の両面を焼きます。

▼そのあと側面を焼きます。

おやきをやいているところ

男性の店員さんがとても丁寧におやきの歴史や焼き方を説明してくださいました。

 

長野県・西山地方が発祥の地といわれているそうです。西山地方では米がとれず、小麦粉・そば粉をつかうのが一般的だったとのこと。そんなことからおやきが誕生したのだろうと話しておられました。

 

特別なときに食べるというわけでもなく、日常にとけこんでいるおやき。

 

▼おやき話を聞いている間にできました!こちらが焼きおやき
小川の庄 おやき

野沢菜と小豆を焼いてもらいました。

▼小豆のおやきの中身は、あんこですね
おやき小豆

どちらもボリュームがすごい!!!でもペロッと2つ食べられちゃうので不思議です。

 

野沢菜、めちゃめちゃ美味しかった!あ、写真撮るのを忘れた・・・。

▼縄文とかかれているのも意味があるんですよ

おやきの懐紙

縄文遺跡から、おやきを焼いて食べていたと思われる跡が見つかっています。さいしょ見たときは、縄文と何の関係が?と思いましたが、そういう理由があったんですね。

 

そんな歴史をもっていたとは、いままで全然知りませんでした。「野菜が入ったまんじゅう」ぐらいにしか思ってなかった・・・

 

おいしいおやきを食べた後、「おやきについてもっと知りたい!」となりまして、地元の本屋さんに行ってみました。

 

各地の地元本屋さんってけっこういいんですよ。郷土コーナーがあったりして、そこでしか入手できない本に出会えることもあります。

▼おやきの本があったーー!!

おやきの本

即購入して、ホテルで読みました。おやきも奥が深いですね〜〜。

 

きょうはおやきと店員さんに出会えて、また一ついいモノを吸収できました。

▼小川の庄 大門店はこのあたり

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