岐阜県にある世界遺産・白川郷を歩いていましたら、上写真の看板をあちこちで見かけました。
「白川郷で作ったお菓子 どぶろく羊羹(ようかん)」「白川郷銘菓 紫蘇もなか(しそ)」。
おぉ~、どちらも白川郷のお土産にぴったりではありませんか。
白川郷には幾つかお土産屋さんがあり、どこもどぶろく羊羹と紫蘇もなか押しです。どぶろく羊羹を購入することしました。
どぶろくとは日本酒の原型でにごったお酒。澱粉などが残ってることもあり、甘味があります。
合掌造り(がっしょうづくり)の家が描かれたパッケージ。手のひらにおさまる小箱サイズです。
どぶろくと白川郷にどんな関係が??と思っていましたら、箱の側面に説明書きあるのに気づきました。
白川郷では毎年秋にどぶろく祭りが行われているんですね。作物の豊作や村の平和を神に祈る祭りなんだそう。その祭りの際に、儀式でまた人々にどぶろくがふるまわれるようです。
そんなどぶろく祭りにちなんで作られたのが「どぶろく羊羹」。パッケージには「日本酒の風味を生かしてあります」と書かれています。あ、もちろん濁酒(どぶろく)も使用されていますよ。
一人で食べきれるサイズ。下のほうから押し上げると羊羹がでてきます。羊羹の登場とともに日本酒のにおいがふわ~と漂います。
お酒が原材料に含まれていて、羊羹にしては水分多めだからでしょうか。わりとやわらかい食感で、歯切れのよいかっちり硬めの羊羹ではありません。
お酒の風味はそれほど強くないかなと思っていましたら、味見した妻によると「けっこうお酒の香りするね」とのことです。お酒が飲めない人にとっては、くせのある味と感じるかも。
食べてみての感想は「小豆の風味は弱めでお酒の主張のほうが強い」です。
白川郷に伝わるどぶろく祭りにちなんだ「どぶろく羊羹」。集落のお土産屋さんに「どぶろく羊羹」の看板がかけられていますので、これを探しながら散策するのも楽しいと思います!(ま、すぐ見つかるけどね)
▼白川郷を散策した話はこちらに書いています
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