こんにちは、長崎出身・兵庫在住の嶋田コータローです。
長崎の有名なお土産の1つに「クルス」というクッキー菓子があります。ゴーフルのような洋風薄焼きクッキーに、ホワイトチョコをサンドしたものです。
ポルトガル語のクルス(十字架)がネーミングの由来で、教会の多い長崎のお土産にもぴったり。クルス=長崎土産で間違ってはいませんが、正確にいうと長崎県雲仙市小浜が発祥のお土産なんですよ。(小浜は長崎の温泉街としても有名)
種類が豊富で配り用のお土産にも重宝するお菓子で、わたしの妻も職場や親族へのお土産にすることがあります。ちょうど長崎帰省の際に、定番タイプのクルスを買って食べたので、紹介していきます!
長崎銘菓クルスの味は?パリッ、サクッ!ジンジャーの風味!
購入したのは6個入り(383円)で一番スタンダードなクルスです。長崎土産で買ったことがあるという人もいるのでは?
縦6センチ×横6センチの正方形です。トレードマークのクルスが刻まれています。
厚みはこのぐらい。
やや硬めのサクッとした食感です。ホワイトチョコがサンドされているのですが、風味はジンジャー!ふわっと生姜のよい香りがします。
ホワイトチョコの主張はそれほどでもなく、クッキー自体の香ばしさと優しい甘さが前面に出ています。
生姜生姜していないので、辛いと感じることはなく「あぁ、ほんのりいい香りだね♪」という程度です。
そうはいっても「生姜のにおいもいや!」という人は受けつけないかもしれませんので、だれかにお土産で渡すときには気をつけましょう。迷うときには、クルスの別の種類にするとよいと思います。
製造会社・小浜食糧の公式サイトには、クルスが誕生した1964年(昭和39年)当時、小浜は生姜の産地だったとありますので、生姜を入れようという発想になったのうなずけますね。
いまでこそお菓子・飲料問わず生姜を使った「ジンジャー〇〇」はふつうのことですが、クルス誕生当時の昔は珍しかったのではないでしょうか。
長崎銘菓クルスの原材料・カロリー・賞味期限
【原材料】
- 小麦粉、チョコレートコーチング(砂糖、植物油脂、乳糖、全粉乳、ココアバター)、砂糖、卵、タピオカ澱粉、ショートニング、ジンジャー粉末/トレハロース、膨張剤、乳化剤、香料(一部に小麦・卵・乳成分・大豆を含む)
【カロリー】
- 1包装(約10g)当たり:46kcal
【賞味期限】
- 製造日より120日間
今回購入したクルス → 購入日:2018年10月30日、賞味期限日:2019年1月28日
なので、約1ヶ月ぐらい店頭に置かれていたものということになります。
クルスのお土産としてのおすすめポイントは?
クルスは内容量(入り数)や種類が豊富なので、シーンに合わせて使えるなので便利です。6枚、12枚、18枚入りがありますし、ほかの味との詰合せもありますよ。
味はこのページで紹介した定番のほかに、抹茶・コーヒー・イチゴ味です。
わたしがクルスがお土産にもいいなと思うのは、パッケージです。(もちろんお菓子自体も美味しいのでおすすめできる)
「景観クルス」といって、長崎の風景が箱にデザインされたものがあるんです。小箱なので箱を取っておきたくなります。ご当地感が満載ですよ!
そのほかにも以下ものがあり、こちらはとくに親しい友達へのお土産によさそうです。缶タイプはお土産屋の売店のどこにでも売ってるわけではない、なかなかレアなクルス。
▼クルスの発売当初のデザインを復刻したもので、缶入りタイプ
▼尾曲がりネコがデザインされたクルス こちらも缶入りです
長崎銘菓クルスはどこに売ってるの?
小浜食糧が展開しているスイーツショップ「ボンパティ」の店舗で販売されています。
ほか、長崎駅構内の売店、長崎駅向かいの長崎県物産館、長崎空港など、大きめのお土産屋であれば大抵置いていますよ。
ただ、黄色い缶のクルスは長崎空港には置いていませんのでご注意を。わたしは長崎県物産館で見かけました。(2018年12月時点の情報)
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