鹿児島の和菓子といえば、まず思い浮かぶのが「かるかん」。
主に山芋と米粉でつくる、真っ白で素朴な菓子です。なんと300年もの歴史があるんですよ。
鹿児島県には、かるかんをつくるお店が複数ありまして、わたしは過去に明石屋、とらや、薩摩蒸氣屋のかるかんを食べました。
今回は本家文旦堂(ほんけ ぼんたんどう)のかるかんです。同じかるかんと言ってもお店によって味わいが微妙に違うんですよ。(ま、そりゃそうやろうね)
- 名称:本家文旦堂かるかん
- 値段:6個入り540円
- 購入先:コープ
- 満足度:★★★☆☆3
夕飯の前菜は、鹿児島名物「かるかん」。こちらは文旦堂のかるかんでごわす。山芋の風味は強くない。しっとり感はけっこうあるでごわす。
お店:文旦堂(ぼんたんどう) https://t.co/yBVhHCLONS#かるかん #鹿児島のお土産 pic.twitter.com/9EBm8sigFI
— 嶋田コータロー (@SRokota) May 22, 2019
本家文旦堂のかるかん
鹿児島県姶良(あいら)市の本家文旦堂がつくるかるかん。本家と名乗るということは、分家もあるのでしょうか。調べてみましたがわかりませんでした。
文旦堂公式サイトによると、原材料の米粉は「アイガモ米」で作られているとのこと。アイガモを田んぼに放つ「合鴨農法」で作られるお米のことかなと思います。
6個入りを買いました。かるかん好きには6個入りなど2つしか入っていないようなもんです。(わけわからんくてすみません。それだけペロッといくってことです)
1つの大きさはこのぐらい。大きすぎず小さすぎず。サイズのわりにはずっしり感があります。
【食べた感想】しっとり感が強く、山芋の風味は控えめ
手触り・食感ともにしっとりしたかるかん饅頭です。水分多めだからでしょうか(?)。かるかん生地のしっとり感が強いなと感じます。
ほどよくもっちりさもありますね。もう少し、ほわっとふわっとしているとさらにおいしく感じられるんじゃないかと。
かるかん最大の特徴である山芋の風味は控えめです。まんじゅうに山芋を入れたときに放たれる、あの独特の香りをもっと感じたかったなぁ。
あんこの甘みも強くなく、全体的におとなしいかるかん饅頭という印象でした。「山芋風味はそんなに強くなくていい!あっさりしたかるかんがいい!」、そんな人にはちょうどよいと思います!
お店の公式サイトではアイカモ米の米粉が使われているとのことですが、このお米の特徴なんかが詳しく書かれていたら、素材に思いをよせながらもっと美味しく食べられたかなと感じました。
鹿児島の銘菓といえば、やっぱりかるかん。鹿児島県内には「かるかん」をつくるお菓子屋さんが幾つもあるので、ぜひ一店舗だけじゃなくて複数店のものを食べて、違いを感じてもらいたいなぁと、かるかんファンとして思います。
文旦堂かるかんの原材料・賞味期限・値段
【原材料】
- 砂糖、米粉、山芋、生餡(小豆)、麦芽糖、水飴、トレハロース
【賞味期限】
- 常温で14日
【値段】
- 6個入り:540円
鹿児島土産が買えるオンラインショッピングモール「晴天街」で買えますよ^^ なぜかわかりませんが、そちらでは6個入りが712円で販売されています。(2019年5月時点)
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