こんにちは、嶋田コータローです。
先日、兵庫県内の百貨店でにんまり微笑んだかわいいお土産を見つけました。
こちらは石川県金沢市のお土産。金沢うら田がつくる「加賀八幡起上もなか」です。なんだか由緒を感じるお土産品ですね。
なんともいえない表情とコロンとしたフォルムに惹かれ購入しました。
それでは開封した中身や食べた感想を紹介していきます~。
「加賀八幡起上もなか」が縁起菓子といわれるワケ
濃い紅色をした包装紙が特徴的な「起上りもなか」。
縁起がよいお菓子といわれるのにはワケがありまして。それはモチーフになっているのが、金沢の伝統工芸品「加賀八幡起上り」だからです。
加賀八幡起上りとは、こんな郷土玩具↓
写真提供:金沢市
おぉ~、そっくり!モチーフになった加賀八幡起上りは、やはり素敵ですな~。
加賀八幡起上りの「八幡(はちまん)」。どこかで聞いたことありませんか?そう全国各地にある「〇〇八幡宮」という神社!
この八幡とは第15代天皇・応神天皇のことで、八幡宮は応神天皇を祀る(まつる)神社なんです。
応神天皇が生まれた時、産着にくるまれ顔だけ出した状態だったんだとか。で、ある人物がその姿を人形にしたのが「加賀八幡起上り」の始まりと言われています。
なので起上もなかは縁起菓子とも言われてるんですね~。出産祝いの贈り物とするのもよさそう。
起上りもなかのなかにはあんこがぎっしり
それでは個装を開けて食べることにします。
中にはコロンとしたかわいい最中が入っていますよ。起上りもなかという名にふさわしく、ちゃんと起上っています笑
包装紙にデザインされていた表情や松も、しっかりかたどられています。
▼寄って撮影してみました
瞳がないので少し怖いですが、まぁ、それは言わんといてやってください。
▼横から見た形もかわいらしい。
もなかの下のほうにかけて幅が大きくなってるので起上るんでしょうね。
▼手にのせるとこのぐらいのサイズ感
小さい割にはずっしり。あんこがたっぷり入ってるんだろうな~。
▼パックリ割くのは気がひけましたが、食べる前にどうしても中を見たくて。
想像どおり、あんがぎっしり入っていますよ!あんの色が濃いように感じるのは気のせいかな。
本当にあんがたっぷり入っています。あんは粒あんです。一粒一粒の小豆が大きくて、少し硬めでホクホク感もありますよ。
もなかを割いたときは、色合いから味を想像してさぞ甘いのだろうと思ったのですが、ガツンとくる甘さはなく上品。これだけのボリュームですがペロッと食べられました。
ん~、やはり金沢の和菓子はおいしい!!
金沢うら田 加賀八幡起上もなかを売ってる場所は?
金沢うら田の各店舗やオンラインショップ、また金沢百番街 楽天市場店で販売されていますよ。
2018年6月末に金沢へ行った際に、金沢駅百番街内にあるお土産処「あんと」の一画で見かけました。
あんとには金沢うら田の店舗が入店していて、加賀八幡起上もなか以外にもいろいろな和菓子がありました。ちなみに営業時間は8:30~20:00で年中無休です。
個数のバリエーションも豊富でお土産に最適!
わたしはバラ売りのものを買いましたが、ギフト用に箱入りの起上もなかもありますよ。
- 1個:130円
- 7個:1,016円
- 10個:1,458円
- 15個:2,160円
- 20個:2,916円
- 30個:4,212円
(*上記は公式サイト上の値段です。公式オンラインショップとの値段設定が違いますので、気になる場合はお店に確認するのがよいと思います。)
コメント
めちゃめちゃ見やすかったです勉強になります。
コメントいただきましてありがとうございます!
そのように感想を言っていただき大変嬉しいです^^