四国・徳島県の名物「小男鹿(さおしか)」を食べました。料理記者として50年以上活躍された岸朝子さん監修の手みやげ本にも掲載されています。
そごう神戸のお土産コーナーで見かけ、迷わず手に取りました。期待どおりの上品で深みのある味わいでした。
今日の夜活は徳島県の銘菓「小男鹿(さおしか)」 明治時代から食べ継がれている蒸菓子です。しっとり&もっちりして美味しかです。和三盆糖入りでとても上品な甘み。
お店:冨士屋 https://t.co/P552NZu0E6#美味しい和菓子 #和菓子 pic.twitter.com/7YchzjSUPE
— 嶋田コータロー (@SRokota) 2019年4月2日
徳島銘菓「小男鹿(さおしか)」とは
小男鹿本舗冨士屋が手がける小男鹿(さおしか)。生地の表面に見える小豆が小鹿の毛並みのようであることから名づけられたそうです。
小男鹿は山芋や和三盆糖を使った菓子で独特の風味があります。山芋×和三盆糖は、全国の和菓子を見ても珍しい組み合わせじゃないでしょうか。和三盆糖の産地・徳島県だからこそ作れるお菓子ですね。
小男鹿の誕生は古く、なんと明治時代!冨士屋の2代目が考案したそうで、その始まりは1877年(明治10年)ごろだとか。明治→大正→昭和→平成と4世代に渡って食べ継がれてきました。そしてこれから令和へと続きます。歴史を感じるなぁ。
1棹入りのサイズはこのぐらい。
カットされていない棹物タイプです。
小男鹿の原材料・賞味期限・値段
【原材料】
- 砂糖(精糖・和三盆糖)、小豆、米粉(国産)、山芋、鶏卵、餅粉、膨張剤、抹茶
【賞味期限の目安】
- 購入日:2019年4月1日、賞味期限日:2019年4月7日
【値段】
- 1棹入り:1,180円
【食べた感想】もっちりしっとり。和三盆糖の上品な甘さ。
ふっくらとした小男鹿。手に持つと、なかなかずっしりしています。食べ物を食べ物で例えるのもどうかと思いますが、ひと口入れた感想は「やわふわ感のある蒸しパンのよう」です。
驚くべきは、ふわっとしているけど、もっちり&しっとりさもあるところ。米粉と山芋の化学反応がすごいなぁ。
和三盆糖が使用されていることもあり上品な甘さです。添加物の入った甘~いお菓子に食べなれている人は「ん?淡白過ぎない?」と思うかもしれませんね。でも、これが本来の和菓子の味わいなんだと思います。
山芋が使われているためか、どことなくかるかんっぽい感じもしますね。(鹿児島の名物菓子) わたしの好みの味で大変気に入りました。おいしゅうございました。
小豆がいいアクセントになっていて美味しいよ~^^
小男鹿(さおしか)を買った場所、通販情報
そごう神戸の地下1階にある諸国銘菓・卯花墻で買いました。(全国のお菓子が置いてあるコーナーです)
以下は通販しているお店です。
→冨士屋本舗公式サイト
→徳島県物産センター(楽天)
→徳島県物産館(ヤフー)
おまけ:小男鹿と似ているお菓子
小男鹿を見て真っ先に思い浮かんだのが、佐賀県の「さが錦」。見た目が似ているとはいえ原材料は違います。さが錦の生地は、餡、卵、砂糖、上新粉でつくる「浮島」です。
わたしの中では佐賀県のお土産菓子といえばこれかなぁ。以下は、お土産サイトOMIYA!に寄稿したさが錦の紹介記事です。
→さが錦
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