こんにちは、歴史のあるお土産に目がない嶋田コータローです。
熊本県の老舗・園田屋のお菓子を全種類食べましたので、写真や食べた感想をまとめておこうと思います。
400年以上にわたって食べ継がれてきたお菓子や、115年ぶりに発売された新商品もありますよ。
「園田屋にはどんなお菓子があるのかな」「それぞれの特徴を知りたい」「食べた人の率直な感想を聞きたい」という人の参考になれば嬉しいです!
それでは全種類食べたまとめをどうぞ~。
園田屋について
熊本県熊本市に本店をかまえる園田屋は創業1582年。
看板商品は、求肥(ぎゅうひ)でつくられた「朝鮮飴(ちょうせんあめ)」です。(*求肥とはもち米に水飴・砂糖をくわえて、練ってつくる菓子の素材)
熊本の大名・加藤清正が豊臣秀吉時代の朝鮮出兵に持参したことから「朝鮮飴」と名づけられたとのこと。
400年以上の歴史をもつ銘菓で、朝鮮飴の元祖といってもよいですね。
現在の店主・園田健一さんは19代目。これだけ続いているお菓子屋さんは珍しいですし、日本の宝ともいえますね。
年配の人であれば、熊本土産といえば、まず朝鮮飴を思い浮かべるかもしれません。そのぐらい地域に根づいているお菓子だと思います。
園田屋のお菓子は3種類
園田屋のお菓子は、以下の3種類のみです。
いずれも求肥がベースになっていて、モチモチとやわらかい食感です。
朝鮮飴・柿求肥・れもん飴を食べてみた
3種類すべてを注文したところ、上写真のようなダンボールで送られてきました。写真は開封した直後の状態です。朝鮮飴1つ、柿求肥1つ、れもん飴3つ購入。
朝鮮飴
3種類の中で一番オーソドックスなタイプの求肥菓子です。
まぶされているのは片栗粉。少し落としてから食べるのがよいと思います。
弾力のあるモチッとした食感が美味しく、甘すぎず、いくつでも食べられそうです。モチモチした食感のお菓子を好む人は、おそらくはまるでしょう笑
これを400年前の人も食べていたのかと思うと、なんか感慨深いですね。
朝鮮飴についての詳しいことは以下で書いていますので、ぜひ読んでみてください~。
→園田屋の朝鮮飴を食べてみた!400年以上の歴史を持つ熊本銘菓
柿求肥
1903年(明治36年)に誕生した、柿風味の求肥菓子。モチモチです~。
干柿を食べているかのような、素朴な味わいがあります。朝鮮飴よりも薄いので、口に入れやすいですね。
柿が好きな人へのお土産にしたくなる、上品で昔懐かしい包装紙も魅力的です。
柿求肥について、以下でくわしく書いていますよ。
→園田屋の柿求肥を食べてみた!明治時代に作られた上品な求肥の和菓子
れもん飴
こちらは115年ぶりに発売された新商品「れもん飴」です。
2018年9月には、れもん飴についてのニュースがヤフーで取り上げられたことで、前代未聞の注文が殺到したそうですよ。
朝鮮飴にレモンピールを入れてつくられてるのかな?レモン風味で、とても爽やか!わたしの妻は、3種類のなかでれもん飴が一番好きと言ってました。
ちなみにパッケージのイラストは、園田屋の店主であり漫画家でもある、園田健一さんによるものです。
れもん飴については、以下でくわしく書いています。
→園田屋のれもん飴を食べてみた!モチモチでレモンピールが爽やか!
まとめ:園田屋の朝鮮飴は食べ継がれてほしい
3種類のなかでわたしのイチオシは、やっぱり朝鮮飴!(やっぱりの意味がわからないけど)
水飴・砂糖・もち米・澱粉だけの原材料でシンプル。素朴な和菓子が好きなので、朝鮮飴が一番だなぁ。
これからもずっと食べ継がれて欲しい、日本を代表する和菓子だと思っています!!
以上、老舗・園田屋のお菓子を全種類食べた感想まとめでした~。
【朝鮮飴】
→園田屋の朝鮮飴を食べてみた!400年以上の歴史を持つ熊本銘菓
【柿求肥】
→園田屋の柿求肥を食べてみた!明治時代に作られた上品な求肥の和菓子
【れもん飴】
→園田屋のれもん飴を食べてみた!モチモチでレモンピールが爽やか!
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